最高にサイコー



ライビュにての参戦でしたがあまりにも楽しすぎて、興奮しすぎて、早くも記憶が朧げなので話半分で読んでください。
セットリストや諸々ネタバレしています。

[1回]

・超感デスティニー
・Maybe Love
・MC
・Starlight
1曲目からテンションが一気に上がってしまって、あまり記憶が無い。
ブロードウェイの様なセットと、キービジュそのままの衣装。クオリティが…高い……。
加藤さんに至っては左肩を出す徹底再現っぷり。凄い。ありがとう。
ライブ序盤だけあってTHRIVEらしい、代表的な曲が連続したのも演出として気に入っている。
ソロライブとしてはこれが初なんだし、奇をてらわずストレートに攻めて、THRIVEライブの世界に一気に引き込んでくれました。

・LOVE IN SECRET × SEXY NIGHT
・Stand to the top
・Happy Ending
貫録の愛染健十、そして加藤和樹だった。
スタンドマイクを使っての色っぽい振り付け。表情での細かい演出も多く、これはライビュだからこそより見えた部分だったと思うけど本当に芸が細かかった。流し目の威力が半端無い。
サマライの時もそうでしたが、ケンケンとごうちんのソロが繋がるという演出は熱くて好きです。
普段はギャンギャン言い合いをしていて、馬が合わない二人だけどアイドルとして、パフォーマーとしてのお互いの事はそれぞれに認めているあの関係性が好きなので、ライブでもその形が再現されているのが見えると本当に嬉しい。
ごうちんソロはサマライよりも更に振り付けがパワーアップしていましたね。
キレキレで踊ってる…と思ったら殺陣まで繰り出していて度肝を抜いた。
そんな振り付けでも一切ブレず、安定した歌声を維持し続ける豊永さんの凄さを再確認していた。ハチャメチャにパワフルで、表情や指先の細かい演出でごうちんらしさを出す。流石だった。
風船を持ち、ピンクフレーム眼鏡で登場であら可愛い、などと思っていたら兎と熊の着ぐるみも現れて一瞬状況の理解が出来なかった悠太ソロ。
遊園地の様な可愛い雰囲気で曲と合ってる演出でしたが、着ぐるみの存在感が大きくて正直ジワジワきた。キレッキレで踊ってるのがまた面白い。
そんな可愛く賑やかな演出の中、【チュッとしてギュッとしたい】の部分でしっかり投げキッスをしてファンを仕留めに来る姿勢、好き。フルなのできちんと三回繰り返される。この曲、そして悠太の『一見可愛らしいけどよくよく見てみたら結構ガッツリ攻めている』テイストが活きる演出だった。

・MC（ミニドラマ）
2度目のトークではミニドラマが展開されました。正直全く予想していなかったのもあって本当に良かった。
ライブの前日にホテルに泊まり、一人部屋で暇だからとまずはケンケンの部屋を訪れた悠太が見たのは黒いパックをしたまま筋トレをするケンケンだった……光景を想像するとじわじわくるものがある。
そのまま折角だからと二人でごうちんの部屋にも行くけど当然素直には出て来てくれないので悠太が大声で名前を呼び、キレ気味のごうちんが扉を開け、そして目にしたのはパックしたままのケンケン。そりゃあ……ごうちんも悲鳴上げるよね…。
普段の、賑やかなTHRIVEの様子が存分に見えました。ごうちんが自分の部屋の番号を悠太には秘密にしていた事に笑った。
あとはやっぱり、最年少悠太が他の二人との関わりを取り持ちつつ、その場を引っ張っていく役なのが分かりやすかったのも好き。それを楽しそうにライブのMCでファンに話す姿もまた彼らしくていい。
ケンケンの面倒見の良さや、なんだかんだ言いつつ流されてしまうごうちんも見れて、非常にTHRIVEらしいやり取りでした。

・Welcome to the GLORIA!（新曲）
まさか新曲が聞けるとは思っていなくて物凄く動揺した。そして悠太の格好よさ推しっぽいのが曲のド頭で既に分かり、そう言う意味でも動揺していた。
お陰でもうほとんど記憶が残っていない……とんでもなくカッコ良かったのは確かだ……。
あとライブでの盛り上げ担当曲にもなりそうなメロディだった。気がする。

・LOVE ADDICTION
突然ステージ中央にソファが出てきた時はえぇ…？と思いましたが、困惑している場合ではなかった。最高の演出だった。
ソファにそれぞれ腰掛けたりしつつ、情感たっぷりに悲恋の曲を歌う……ムードが濃過ぎて没入感が物凄かった。
ガンガンに踊る曲も良いですが、静の演出の良さもこの曲で味わえました。終盤、3人がソファに並んで座って歌う姿は本当に、PVの様な完璧な空気が出来上がっていた。
そしてアウトロ、ごうちんは渡せなかった指輪を切なげに見つめ、悠太は写真立てをそっと倒す……演出の情報量が多すぎる。早く映像で細かいところを確認したい。

・Hungry Wolf
・ワンダー☆フューチャー
・SUMMER MERMAID
・ビデオメッセージ
サイレンの音が聞こえてきて「あれ、この演出に合う曲ってどれだ…無くない…？」と思い、そして「いや、もしや」などと考えた瞬間に聞こえてきた【大人しくしないと食べちゃうよ】で奇声を発した。一瞬過った可能性が瞬間で目の前に現れて息の根が止まるかと思ったし、実際暫く呼吸を忘れて動けなくなっていた。不意打ちが過ぎる。
Hungry wolfを先輩が気に入っていて嬉しい、とキラキンキャストが言っていたし、実際花江さんの推しによって選曲されたという背景も相まって感慨深い。キラキンが歌うのとはまた違う空気感になるその差がやっぱり楽しい。【夢なんじゃ？】で頬を抓る可愛らしい振り付けをケンケンが演じるギャップ、最高。
などと思っていたらワンダー・フューチャーのイントロでまた気が遠くなりかけた。その段階でMooNs曲をやるのがほぼ確定したという意味でも衝撃度が大きかった。
突然のタオル曲で客のテンションを更に持ち上げ、SUMMER MERMAIDのイントロの色気で引きつける。流石だった。
ソロライブではあるものの、B-PROJECTと言う合同ユニットの一員でもある、と言う演出の姿勢が見えた意味でも嬉しかった。
そして今後有るかもしれない他ユニットのライブでも今回の様なカバーが有る未来が見えたのも嬉しい。

・ALL RIGHT!!
・LOVE GAME
・Lonely Fangs
旗振りがとてもキュート。でもド頭で片方の旗が破損していたのにはちょっと笑った。そんなプチハプニングもライブの醍醐味だし、悠太の元気っぷりが現れている様でもあったし、結果オーライ。
応援歌っぽい歌詞も相まって、本当に見ていて元気を貰える演出だった。花江さんがとても楽しそうにしていたのも可愛らしい。
そしてケンケンソロへと繋がる時のちょっとした手品の様な演出も良かった。実は加藤さんがちらっと見えてしまっていたけれど、でも入れ替わりの瞬間はしっかり綺麗で見事だった。
そしてそこからの例の腰振り付け……サマライで一度見たので心の準備は出来ていたんですが、それでもヤバイ。色気が爆発なんてものじゃない。丈の長いジャケットを翻しながら踊るケンケン、あまりにも強い。
手錠を引きちぎってから歌い始めるのはごうちんの逞しさがよく見える演出で好き。でも「そもそも何で捕まってたんだ…？」と言う疑問をちょっと持ってしまったのにはジワジワきたし、豊永さんも後のMCでそこに突っ込んでいて笑った。
歌唱はやはりド安定で、ライブ後半でも一切ブレない豊永さんは流石だった。雑誌のインタビューで「ごうちんが曲に拘ればそれだけオレのハードルが上がる（笑）」と仰っていましたが、きちんとそのハードルを越えてくるお姿、本当にカッコいい。

・3・2・1 JUMP!!
・Needle No.6
3人揃ってからの3・2・1……と思ったら悠太・ケンケンは客席にいて普通に驚いてしまった。あの近距離で見たら一生の宝物じゃん……。膝に力が入らないのか、ちゃんと立てていないレディが映っていてそらそうや…という気持ちに包まれた。
Needle No.6はサマライの時より更に凝った演出でしたね。曲同様、細部にこだわっている感がありありと分かって好き。
アーティスト要素強めのTHRIVEらしい曲だけど、その分歌うの難しいだろうな…と言う再確認もしていた。ただ歌うだけじゃなく、あの振り付けで演出に合わせて動きつつ、と言うのはやっぱり、素人目に見ても難しいのは分かるのであの完成度に仕上げてきてくれた事に感謝しかない。

・Tick-tack
私がBプロに本格的にハマったきっかけになったのがこの曲なので、今回のライブでも聞けて本当に嬉しかった。
正直Needle No.6の時点で「次だ……」と言う期待に襲われていたし、ごうちんの歌い出しでﾋﾞｬｧｯと叫んでしまった。仕方がない。
そしてサビが終わり、Bメロに続いているのが分かった瞬間素で「フルだ……！」と言ってしまったし、割と普通に泣いた。
サマライで聞けた時も嬉しかったけれどショートverだったのが正直心残りだったので、いつかフルを聞きたいと思っていたし、今回のライブがそのチャンスだという事も分かっていたのでその念願が叶って本当に嬉しい。
振り付けもサマライの時よりパワーアップしていましたね。MCで振りが難しい事、そして振り付けの先生からの簡単にするかという提案に花江さんが首を横に振ったという事に触れていて、また少し泣きそうになった。
好きな曲を、演者がしっかり拘って作り上げてくれた事が嬉しいし有り難い。

・MC
・the one&only
・エンドロール
初期の曲だけどライブでは未披露、と言う事に驚いた。
そしてそう言う、普段なかなか取り上げられない曲にもスポットを当てられるのがソロライブの醍醐味なんだな…と言う感慨も抱いていたらエンドロールが流れて驚いた。
普通、映像化した時に追加されるであろうものが当日に見る事が出来るとは。
ここではレッスン中の、素の3人の様子が見えましたが和気あいあいと楽しそうにしていて、本当に良い映像だった。
何より当日にあの映像を作れるほど余裕を持って、しっかりとレッスンしたという事実も嬉しい。
3人とも忙しく、当然他の仕事も有る中でスケジュールを確保して動いていた事が有り難い。その為の準備をしていたであろうBプロスタッフにも同様の気持ちを抱いていた。

・アンコール
・永久＊パラダイス
アンコールでは永久パラダイスでB-PROJECTと言う大きなグループである事も演出する。本当に好き。
手の振りがキツネの形になってしまうネタをサマライからずっと維持していたのには笑ってしまったけれど。
柿原さんの素の勘違い、そしてキツネとはまた違う不思議な形になってしまう加藤さん。そんな話をしつつ、その振りを一緒にやる様にと客も煽る。しっかり盛り上がってラストを迎える、気持ちのいい着地でした。


各ユニットの新曲やドラマCDの発表もあり、本当に盛りだくさんで満足感の有るライブでした。
舞台上では絶対に愛染健十を崩さない加藤さん、サマライの時よりもより悠太になっていた花江さん、ごうちんでMCは無理だよと笑いながらも彼らしさをしっかり演出していた豊永さん。
声優のライブではなく、これはTHRIVEのライブであるという空気を作り上げてくれた演者の姿勢もとても嬉しかったです。
早く映像化されたものが見たいし、他のユニットのソロライブへの期待も膨らんだ。
でもまずはアニメ特典の新曲と、7月のイベントを楽しみにしながら過ごします。