乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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神崎編のまとめ方がやっぱり好き。
主人公が不殺を選ぶかどうかは作品において重要なポイントになってくるし、その上で不殺を選んだ場合、どうやって危険に対処していくのかと言うのが大事になってくるから、そこをきっちりと描いたのが好き。
命は奪わないけれど能力を奪い、そのことで相手の精神を殺してしまう責任を仲間全員で背負う。
この事をその場にいた伊織・理久・黒瀬の3人で事前に話し合っていた安心感。
誰か一人が勝手に決めて勝手に背負う流れにならなかったのが本当に好き。
そしてこの不殺のスタイルと自分を含めた誰かを犠牲にする選択はしないという決断が最後まで貫かれたのが嬉しい。
プロフィールでは近藤ちゃんのちょっと天然なところが見えて笑った。
運転好きだし得意だと思ってるんだね……それはちょっと…どうだろう……。
赤間さんは終始常識人だった。めっちゃ苦労してそう。
以下最終話までのネタバレあり
打ち切りには正直納得がいっていないというか、苛立ちの様なものは感じた。
ただ話としてはとても綺麗に着地していたのでそういう意味では読後感は良いですね。
伊織の過去に何が有ったのかはちゃんと説明がされたし、そして人形遣い相手にも不殺のスタイルをきちんと貫き通してくれた。
これがとても嬉しい。
主人公の指針がブレない作品、好き。
打ち切りである以上もっと取っ散らかった終わり方をしてもおかしくはなかったのに、話としてちゃんと纏まっているので人に勧めやすいと言うのも有難い。
やろうと思えばまた新たに話を始められそうな終わり方なので、ちょっとだけ期待をしている。
別の媒体でも良いから何かあると嬉しいな……。
4巻には姉と黒瀬の特別編が収録されるそうなのでそっちも楽しみ。
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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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