乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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前編にあたる風ノ章の感想はこちら
おさらいはほんの軽くしか無いので、素直に風と華両方プレイするのが無難です
・システム/ボリューム
システムは風ノ章と変わらず
オマケ要素に当るものや遊び心が一切無いので、そこは少し残念
程度の差は有れど大抵の作品は何かしらそう言うのが有るからなぁ
攻略制限はかかっておらず、どのルートからも始められます
基本的なシステムに大きな不満は有りませんが、ただトロフィーで「全てのバッドエンド/ゲームオーバーを回収する」と言うのが有るにも関わらずエンドリストが無いというのは不便だった
自分がどの細かいバッド見たかという確認が取れないので、どれかしら取りこぼした場合の回収が大変です
ボリュームは各ルート2,3時間ほど
ひとつのルートとして考えると短いですが、なにせ攻略キャラが12人もいるのでやっぱりこのくらいが限度かな。風ノ章でも言いましたが、これ以上長いと攻略も大変だし流石にダレそう
既存ファンにとっては物足りない部分が有るかもしれませんが、完全新規の方にはとっつきやすくて風とセットでお勧めしやすくなってると思います
・シナリオ
普通に風ノ章の続きから始まります。完全個別ルート状態です
風ノ章同様無印時代のテキストに大きく手が加えられていて、大変サクサク読み進められます。ただその分、余韻が無いのも事実
物語も後半になるので死亡キャラが出たり、恋愛的に盛り上がるシーンも増えてきますがそこでもサクサク進んでいくのでプレイするこちらの感情が置いて行かれる事も珍しくありません
ただこれに関してはやっぱり攻略キャラの人数の多さが結局の問題だと思うので、まぁ仕方ないかな…というのが正直な所
随想録のイベントも織り込んでいますが、完全カットされたものも有ります。またエピローグは無印当初のものしか収録されていません。なのでほぼ確実にFDが出るだろうな!
完全新規キャラはどうしても魅せ場不足な所も有るので、そう言う意味でもFD必至だと思う
以下追加攻略キャラ山南・山崎・新八、完全新規キャラ伊庭・相馬・坂本の感想。ネタバレ有り
山南さんは前編での仄暗さそのままのお話でしたが、思いの外真っ当に恋愛描写が有りました。予想外にも結構萌えた
千鶴への好意を自覚した時「死者は生者に恋をしてはいけない、それが世の理だ」と言って自制した所が山南さんらしくて好き
そうして諦めようとしてる山南さんに千鶴が明るい希望を見せようとしていて、そこでの両者の攻防が良い。千鶴は強い子
ED後の山南さんの甘え方には頭を抱えた。あれは可愛すぎない…?そして行き着いた先にはなるほど~となった
明言はされてないけど吸血鬼の国って言ったらやっぱルーマニアですかね。それかハンガリー?
山南さんは誰よりも早く羅刹になっている分老い先の短さを感じてしまいますが、その切なさを含めて良い話でした
てっきり山崎は最後まで土方さんに着いて行くかと思っていたけど違った
ただ羅刹と言う存在に終止符を、と言うテーマには納得
途中血に狂いかけた所はゾッとしてしまったし、それを受け入れて支えようとした千鶴にホッとした
このルートは土方さんと伊吹との関係性も光っていた。特に伊吹の存在はED後の事を考えると山崎にとって希望のひとつになるだろうし
新八は羅刹になってからの葛藤がそんなに濃くなかったのがちょっと残念
そうせざるを得なかったとはいえ思ってたよりあっさり受け入れていた
彼は妹分への好意からひとりの女性に対する好意への変化ももうちょっとハッキリ欲しかったかな
作中での経過時間を思えばそこまで違和感は有りませんが、いかんせん話がサクサク進むので「もうLoveになったの!?いつの間に!?」と思ってしまったのは否定できない。ただ告白が下手くそだったのには笑いながら萌えさせて貰った
羅刹なためED後は切なさが有りますが、ただ新八ならしぶとく生き抜いてくれそうと言う謎の安心感が勝った
ファンタジー枠伊庭ですが、前編以上にその色が濃くなっていてちょっと笑った。ほんと、緋色や十鬼に近いノリ
壁ドンスチルの死んだ目にはヒェェ…となりましたが、腕がリンクしているから武田も同じ様な状況になると聞かされた時はえぇ…とちょっと引いた
婚活は風間とキャラ被りだよ!
ED直前がどう見てもバッドな展開だったのにも驚いた。攻略間違えたかと思った。もう少し丁寧と言うか、分かりやすい描写をしていただきたかった
土方ルートではED後自決したと明言されて流石にちょっとショックだった
龍馬は新選組から離れた状態で話が進む分、正直部外者感が否めない
風間の様に新選組(と言うか土方さん)と深い因縁が有ればまた違ったでしょうが、そう言うのも特に無い為薄桜鬼っぽさが薄い
彼のルートは中岡との関係が肝になりましたが、その肝心の中岡との決着があっさりだった上、途中助けに来た平助・山南がその後どうなったか放置されていたのもちょっと腑に落ちない
また、羅刹になったのは良いけど武器が銃なので強くなってると感じられないのもネックだった。羅刹化したからって弾の速度が上がったする訳ではないよね…?
正直前編の段階で萌えが薄かったんですが、後編でもそれがあまり変わらず残念でした
唯一の後輩ポジとしての力を思う存分発揮した相馬
ただ告白シーンが土方さん発信だったのは笑った。そこは当人のペースでお願いします
羅刹になっても特別強いという訳ではない、と言う彼の立ち位置が後編でも揺らがなかったのも良い。そこからどう成長するか、どう踏ん張るか、と言うのを見られたし
ひたすら土方さんの背中を追うと言う意味では、相馬は千鶴と近い立場なんだなと気付いて、そう言う意味でも面白かった
彼のED後の選択には驚いたけれど、それでもそれを自分でしっかり決めて、ちゃんと千鶴にも話した上での事だったので安心した。当時に、「真改」の意味が何なのかと言う事がこのルートで明かされたのにも納得した
真面目でわんこ気質な相馬と千鶴のやり取りは本当に可愛いのでもっと見ていたい
既存キャラクターのルートは久々のプレイなので、懐かしさと新鮮味を同時に味わえました
そしてなんだかんだ言っても薄桜鬼好きだなと再確認してしまったので、FDが出たらホイホイ買うと思います
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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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