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乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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ほっこり切ない良い作品


・難易度
比較的簡単かな…と思いますが、転生・死神エンドに関わる選択肢はひとつでも間違えてしまうとバッドに行ってしまうので、微妙に分かりにくい一部キャラはちょっと注意が必要
転生エンドは攻略対象寄りの選択肢を、死神エンドはちょっと距離を置いた選択肢を選ぶと行けます
プレイ時間は同ブランドのあやかしごはんよりはちょっと長いかなと言う程度
こちらの方が共通部分が短いので、その分多少時間はかかる
それでも比較的あっさりと進められるかな
ただナミは他4人攻略した後じゃないとルート開放されないので、彼目当ての人はご注意を

・システム
こちらもあやかしごはんとそう変わりません
次の選択肢へのスキップ機能が無いのがちょっと残念かなと言う程度
一度ED見ると攻略対象視点が追加されるのは嬉しい
デフォ呼びが無いのは大分残念ポイント
主人公のココロは個性も設定もしっかり有るし、そのデフォ名にそれなりの意味が有るのでちゃんと呼んでほしかったな
あとOPEDが本編の雰囲気と合ってない。特にED。しんみりした気分でいたいのにズコーとなる感じ。曲そのものは良いと思うんですけど…

・シナリオ
青春的な明るいわいわい感としんみりとする切なさが合わさった感じ。この辺もあやかしごはんと近いかな
途中まで明るさの度合いの方が強いので、その分終盤での切なさがグッときます
何故死んでしまったのか、何が未練で冥府に辿り着いてしまったのか、それを受け入れてどう解決していくかが丁寧でした
制限のかかっているナミルートが真相ルート
その真相にちょっと気付いて、他のキャラより踏み込んでる描写がアメルートではあるので、その辺気にする方はアメルートを後回しにした方が良いかも



以下ネタバレ






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事前登録開始からずっと待ちつつも、「艦これやってないからゲームシステムも良く分からないし、主人公(審神者)の扱いとかどうなってるんだろう…」と微妙にビクビクしていましたが、見事にハマりました

ゲームシステムは基本的にシンプルで、一度理解してしまえば悩む事も無いし、キャラクターも個性が強いから見ていて飽きない
女性向けを謳っていますが、BL好き・NL好き・乙女ゲー好きをそれぞれ見事に釣っていける設計でびっくりしました
刀剣同士のBLでもいけるし、審神者×刀剣萌えも行けるから、ここではBLもNLもどっちも囲える。審神者中心のハーレム的萌え視点でも全然オッケー
キャラ設計頑張ったんだろうなぁ…と素人ながらつい感心してしまった
審神者に対して好意的なキャラクターもそんなベタベタしてくる訳では無いから、多分男性もプレイしやすい
凄いなぁ。そりゃあこんな盛り上がるわぁ。事前登録しといて良かったw


現在実装されている最終マップの5-4までどうにかたどり着きました
5面が思ってた以上にハードでヒィヒィ言ってた

2-3あたりからずっとこのメンバーで乗り切れた
単純にレアや大太刀獲得するのが遅かったのと、気付いたら愛着が強くなっていたので、最後まで誰も入れ替える事無くゴール出来て良かったぁ

今後は第二陣を育てようと思います
ひとまずの目標は達成したので、後は何かしらの追加を待ちつつまったりやります

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思いの外早くビタミンシリーズ本編をコンプリートしてしまった


音楽学校が舞台なのでX,Zとは雰囲気がガラッと変わってますね
普通の学校じゃないから一般的なお勉強が出来なくてもあまり問題視されないし
そして一番個性が強いのが主人公の優那だった。びっくり
序盤、ルートごと程度の差は有っても決まってキツイ言動を受ける事になるんですが、圧倒的なスルー力とポジティブさでサクサク乗り切って行きます。強い
ウジウジ引き摺る事をしないので、こっちも変に引っかからずに見られたし、徐々に懐柔されていく攻略対象の気持ちもめっちゃ分かる
攻略対象はそれぞれ抱えている物は有りつつも音楽に対しては真面目だし、音楽そのものをしっかり大事にしている
おバカではありますが特殊な音楽学校だからあまり関係ないし、精神面のサポートが本当にメインになってますね
だからこそちょっと物足りないかな。X,Zと比較してしまうと
APも少なくなっているし、ザッピングも無いのでその分1章毎が短く感じられてしまうのと、優那があくまで臨時の教師であって正式な先生ではなく、また先生志望だった訳でもないので「教師と生徒」と言う関係性をあまり強く感じられないですよね
保護者的立場のお姉さん、ってところで止まってしまう感じ
もうちょっと先生感を強く出してほしかったかなぁ
瑛太√が予想外の展開でびっくりしました
あの流れを誤魔化す事無く真っ直ぐにやり切ったのは凄いと思う

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2015年、あけましておめでとうございます
平成27年と言う字面に戸惑いしか感じません


去年はサイトの方もほぼ放置状態で、ラストちょろっと更新しましたが倉庫化が更に進みました
基本気まぐれなのでどうなるのかは分かりませんが、まぁ今年も大体そんな感じで行くと思います。よろしくお願いします


乙女ゲーの方は5月頃までやる気が死んでいて一切手を付けていませんでしたが、復活してからは随分テンポよくプレイしていった気がします
順番に思い出しつつ、振り返ってみます


・月華繚乱ROMANCE
貸して頂いた本作
色々噂は耳にしていたので大分警戒した状態でプレイしたけど、そんな必要無い感じで真っ当に乙女ゲーだった。びっくりした
侘助が暴れ回る以外は本当に真っ直ぐ乙女ゲーだった
そして現代日本設定の割に警察がしっかり仕事している事は評価したい

・三国恋戦記 vita版
超メジャータイトル。噂通りの良作。あとシステム面が最高に快適
一部キャラの恋愛描写が唐突だったけど、攻略キャラの多さを思えば致し方ないのかも?
真相担当で何もかも掻っ攫って行ってもおかしくない設定の師匠が、他ルートでは過剰に出張らず、他のキャラを踏み台にする事の無いバランスだったのは全力で評価したい
でも雲長に制限をかけていないのはちょっとどうかと思う

・忍び、恋うつつ
気楽に楽しめる、いい意味で軽いノリの作品
終盤の展開が同じ事と、どこまでもウザいモブ女子には頭を悩ませた。特に後者はほんと苛々した。そこさえどうにかなっていればもっと人に勧めやすいのに…
みんなでわちゃわちゃしているのを見ているのが楽しいタイプの作品
Vita版の情報全然見かけないけどどうなったんだろうか…

・スクールウォーズ+FD
多分去年やった作品の中で最も知名度が低い。でも好きだから人にゴリ押ししたい
忍恋同様気楽に楽しめるタイプの作品。こまけぇこたぁどうでもいいんだよ!
主人公の一条さんがとにかく良いキャラしている。去年最もヒットしたヒロイン
本編はエロ方面で少々やらかしてしまったが、怒られたのかなんなのかFDでは控えめ描写になっていて笑った
Vitaへの移植が決定していた。やったー!

・デザートキングダム
こちらもノリが軽い作品だけど、その度合いが飛び抜けてる
シリアスな流れになっている終盤でもノリそのものは全然変わらずずっと軽いから逆に感動した
かわりに恋愛描写は控えめ。もうちょっとイベント欲しかったね…
自分が人間じゃない事を証明するためにお腹にナイフぶっ刺すというぶっ飛んだヒロインにはたまげた

・大正鬼譚
貸して頂いた作品その2
人と鬼、と言う種族の違いと契約に至るまでの流れ的に、鬼陣営の方が盛り上がりの有るルートだった
一方で人間陣営はメンタル面が不安定極まりなかった
真相担当ルートで新たな謎を投下された時はびっくりした。恋人なのか、娘なのか、なんなのか
主人公に怒られて「怖かったな……泣くんじゃないぞ…」と言いあう攻略キャラがほんと可愛かった

・ビタミンX
恋戦記に続いて超メジャータイトル。何だかんだ手を出せていなかったので廉価版万歳
事前に聞いていた通りキャラのインパクトが半端無かった。奇行の連続でこりゃすげぇ
それを「幼少期にアレコレあったから仕方ないんですぅ…可哀そうな子なんですぅ…」でまるっと受け入れられたので、素直に楽しめた気がする
恋愛関係にならないEDも美味で良かった

・あやかしごはん
体験版で見事に釣られた
公式通販に付いてた冊子を手に入れ損ねたのは今でも割と後悔している。詠の未公開ED……
ひたすらに優しい世界のお話。キャラはみんな好きだけど、ルート的にあやかし編の方が好み
コンプ前提で真相ED後に差分追加される設計は面白かった

・ビタミンZ
Xより奇行度合いが落ち着いて恋愛度が増した感
可愛らしいお馬鹿達と捻くれた双子のお世話に明け暮れる新米教師。彼女も彼女でフランスパンを空にぶん投げたりするので笑った
テストの内容に同ブランドの過去作に関わる事が出てきた時は真顔になった。知らんよ!難しい!

・戦場の円舞曲
展開から何から王道で安心感半端ない
ニケが萌えのど真ん中で見事に持っていかれた。サントラのブックレットSSでもとんでもない萌えが降ってきて危うく死ぬ所だった
リボンに騎士と横笛要素はオマケ程度だったのは割と予想外
メフィストを倒したいのでFDはよう。攻略したいじゃなくて倒したい。ぎゃふんと言わせたい

・コードリアライズ
スチームパンク、と言うメインテーマ以外のもアダムとイブやら円卓に騎士やらなんやら色んな要素が詰め込まれてて驚いた
共通の長さと個別イベントの少なさは残念。あとオマケ要素も少ない
私的にとにかくルパンゲーと言う印象が拭えない。ルパンが初めてルパンが締めた、そんな作品



全部で12本でした
今年はどのくらい出来るかな……現状買う事が決まっているのは死神彼氏とレンドの2本なので、まだ少ないな…



そんな訳でして今年もよろしくお願いします




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クロセカが人生初無双で、それきっかけで本家や三国・オロチにも手を出してきたんですが、今回は…うーん、どうだろうか
ひとまずIFも含めて全ステージクリアした状態での感想です



基本的な流れとしては、まず正史ルートを見る事になります
これはその時々の勝者サイドで戦っていくので、まぁ歴史の…と言うか4本編のおさらい、って感じ
主人公こと歴戦の勇士さんは斎藤道三の片腕的ポジからスタートします。すげぇ!
なので最初から各武将から認めてもらっている感が有る
武将との親密度を上げ、特定のイベントを見る事でIFルートが開いていきます
てっきりトンデモIFストーリーかと思っていましたが、これが意外にもシリアス。普通に無双キャラが死んでいくので結構なダメージを受けかねない
基本的にIFはまず鬱EDに辿り着き、その悲劇を回避するために親密度を上げて新たなイベントを起こして真EDに行きつく…と言った流れ
真EDの方は(強引さは感じるけど)一応グッドEDと言っても良い内容かな?まぁIFだしなんでもアリよね☆って目で見ましょう


今作の私的大きな問題はふたつ有って、まずひとつ目は「稼ぎの効率の悪さ」
今回、何をするにもお金が必要な設計になっています
各種施設のグレート上げ。武器の強化・進化。親密度上げの為の茶室利用。エディットを楽しむための防具購入などなど
とにかくお金がめっちゃ必要です
その事自体は別に構わないんですよね。4本編とかお金の使い道が無さすぎてすぐカンストしたし
ただあまりにもバランスが悪すぎる
一戦で獲得できる額が少なすぎるんです。一生懸命稼いでも必要なものに投資したら一瞬で消える。切ない
武器を強くするためには鍛冶屋のグレードを上げて、そして強化そのものにもお金がかかる
無双キャラと親密になるには茶室のグレードを上げて、茶会を開くためのお金もかき集めないといけない
エディットを楽しもうにもよろず屋のグレードを上げて、防具を買わなきゃいけない
なにをするにもお金がかかる癖に手に入る額が少なすぎて身動きが取れません
ゲームを進めるにはIFを開かないといけませんが、これには関係武将の親密度を上げる必要が有るので、まずはその武将と親しくなるための茶会を開くためのお金を稼ぐしか道が有りません
なんかもう世知辛い
練武館で稼いだポイントをお金に交換する方法もありますが、正直そんなに交換レートが美味しくないし、そもそも高ポイントを稼ぐには、キャラを強くして、それなりの武器を用意して…と言う事をしないといけないので、お金が足りない状況下では限界があります
とにかくお金の需要と供給のバランスが悪すぎる。ゲーム内でこんな世知辛さ味わいとうなかった…

お金だけではなく、経験値稼ぎもなかなか厳しい
クロセカはレベル50までは主人公のレベルと連動していましたが、今回は無双キャラはみんなレベル5固定です
どんな終盤のステージで初登場しようと、真っ赤ゾーンに配置されようと、みんなレベル5
死んじゃう
その上、一戦で獲得できる経験値が(お金程では無いけど)少ないので、なかなかの鈍足成長
全てのアクションを獲得するには(恐らく)レベル30くらいまで育てないといけませんが、もうそこまでの道のりが遠すぎる
レベル連動が無いせいで、終盤やIFステージだと主人公レベル50~60、無双キャラレベル10前後、なんて状況が普通に生まれる。バランス悪い
経験値も練武館のポイント交換で獲得出来ますが、お金以上にしょっぱい交換レートになってるし、そもそも序盤の内は「ポイントは全部お金に!!!」って状況なので経験値に交換してる余裕なんて無かった
4本編はアイテムで効率よく育てる事が出来ましたが、今回はそれも無いので結構しんどい


でもこの「稼ぎの効率の悪さ」は今後アプデで改善される可能性もある部分なので、そこまでの事では無いと思っています
ただふたつ目の問題点はアプデなどではどうにも出来ない部分なので、何とも切ない
それは「エディット主人公の空気っぷり」

クロセカだと武将と一対一のやり取りをして、少しずつ仲良くなって、その結果IFが開く…と言う流れだったし、4本編の流浪でも(内容はともかく)やり取りは武将と一対一のものでした
でも今回はそうじゃないんですよね

今回のイベントは大きく分けてふたつ有って、ひとつは戦前・戦後・幕間に挟まれるイベントで、基本的に前後の戦に関わる内容になってます
もうひとつは茶室で見る事が出来る、時系列も何も有ったものではない、ギャグ的なイベント
このどちらでも、主人公の存在感が無さすぎる
武将同士のやりとりをただ見てるだけだったり、最後に一言口にするだけだったりって言うイベントが多いし、茶室イベに至ってはそもそも主人公が一切いない状況下のやり取りも多い
IFの切っ掛けを開くのは主人公なので「主人公いらなくね?」と思う程ではありませんが、それでも、なんというか、体よく利用されている感が否めない
クロセカの時は仲間として信頼され、必要とされてる感を味わえましたが、今回そう言うのがこれっぽちも感じられない。超優秀な傭兵として雇われているだけ、たくさんいる名無し武将たちと同じ、と言った感じ


基本的に勝者の目線で進む正史+必死に集めたお金をつぎ込んで開いたIF+主人公の空気っぷりのコンボで没入感が無さすぎて切ない
クロセカは200時間くらい没頭してやったんだけどなぁ…(´・ω・`)
今回は取り敢えず全ステージクリアしたから良いか…ってなってしまう
稼ぎ関連が改善されたらまた再開すると思うけど、でも主人公の扱いがな…うん……
クロセカの様なものを期待していたので正直残念です



(神速だけ追加したベタで良いからクロセカvitaに移植しないかなぁ…)




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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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