乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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E2のルート固定要員5隻にたまげつつも、攻略自体は割とサクサク進みました
E3ゲージ削り中に秋月がポロッと落ちた時は自分の持ってる感にウハウハもしましたが、実際この瞬間私の運は死滅したっぽい。E4のツェッペリン掘りでほんとしんどさしか感じなかった…
ご覧の通り未所持艦のドロップがゼロ。まるゆが出てラッキーだったね…ほんと…
ふたり目の飛龍が出たあたりで一度燃料が底を尽き、自然回復と遠征回しつつ残りは周回していました
ツイッターで出ない事をネタにしつつ、フォロワーさんに構って頂く事で精神を維持した感じだ…ほんと辛かった…
でも100周突破しなかっただけよしと思おう、うん
プリンツも欲しかったんですが、正直E4がトラウマになってしまったし、そもそも丙でゲージ破壊しちゃったんでちょっと無理かなって感じだ…次のチャンスが有れば、そこに期待しよう…
未所持艦が減ってきたタイミングと、ツェッペリン掘りで沼ったのが重なった結果大分精神的にしんどかったですね…今までで一番楽しくないイベントだった…
とは言えイベント参加3回目にしてようやく最終海域突破出来たので、それは純粋に嬉しい
あとは資材回復させつつ、気が向いたらE5で掘ろうかなぁ
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コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)
60年代の「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクに当るらしいこの作品
控えめに言って最高だった
まずそもそも私はオリジナルの「ナポレオン・ソロ」の事は知らないし、当然これがリメイク作である事も、視聴後パンフレットを買ってようやく知った事でした
元はトム・クルーズがキャスティングされてた為か事前の注目度も高かったようだけど、そんな事すら全く知らず、事前情報ほぼゼロの状態で見たけど心から楽しめました
時は1963年、ドイツは東西に分断され、米露は対立を深めていた。という情報がOPで一気に流れ、そのお陰で登場人物の立ち位置や背景の把握もすぐに出来たので変に引っかかる事無く作品の世界に入り込めた
メインとなるキャラクターも5人程と少な目なのも、人間関係のややこしい洋画を見るのが苦手な身としては大変ありがたい。お陰でひとりひとりをしっかり見る事が出来た
ナポレオン・ソロは司法取引の末CIA諜報部員となり、その腕前から身に着けるものまで一流品。日本語を含めた5か国語を操る、楽天家で臨機応変に動けるイケメン。でも物凄い女好き
ソロはとにかく、常にイケメンだった。見た目の問題だけじゃなくて、立ち居振る舞いや放つオーラが何もかもイケメンで、正直大変眼福だった。冒頭のエプロン姿には天を仰ぎたくなる
流れで複数の女性と関係を持っているけれどそこに悪い意味での厭らしさが無いのも良い。スケベさを一切感じさせない徹底したスマートっぷりだった
お互いの技術を競い合う子供らしさや、場の空気を和ますユーモアさを持ちながら、最初は対立していたイリヤに徐々に絆され、彼の精神面のちょっとしたサポートもしてくれる
彼はイリヤと比べると精神的に安定しているのも有って、どこか兄の様な存在にも見えた。そのパワーバランスが最後まで崩れないのも見ていて安心感があって良い
イリヤ・クリヤキンは史上最年少でKGBに入ったエリート。けれど失脚した父親や、(ぼやかした表現だったけど)恐らく母親に関してトラウマを抱えていて、メンタルに問題あり。エディプス・コンプレックス持ちであり、短気
最初は堅物真面目系なのかなぁと思っていたけれど、精神面の危うさからそんな単純なものではないとすぐに気付けます
基本的には有能だけど熱い所が有って、女性の扱いが下手で、ちょっと要領が悪い所も有り、どこか子供っぽい。随分とガタイが良いけれど中盤以降は正直可愛らしく見えて仕方が無かった
ちょっとモッサリしたファッションもソロとの比較も相まってキャラにぴったり
ヒロイン枠のギャビーもとても魅力的だった。気が強くてアグレッシブで、お酒の呑みっぷりが大胆。その癖弱い。可愛い
ターゲットとして色々振り回されるポジションだけど、キャーキャー騒ぐ事も無く男二人に着いて行く逞しさが好き
それでいて心細くなっているところをちょっと見せる隙も有るので、そりゃあイリヤが引っ掛かってしまうのも仕方ない。物凄い説得力
悪女枠のヴィクトリアはとにかく存在感が凄い
登場したその瞬間から「あ、悪女だこれ」と一瞬で分かるオーラを放ってる。それが最後までブレないのである意味安心感が凄い。最初から最後までずっと悪女。逆に気持ちが良い
彼女もギャビー同様どんな状況になっても騒ぎ立てる事はせず落ち着いて行動している。悪女らしい最後だったけど、賢さや優雅さを失わぬままだったのは素晴らしい
女性陣ふたりはファッション面でも見ていて楽しい
どちらかといえば小柄で可愛らしい系のギャビーと、長身(190cm+ヒール)でエレガントなヴィクトリア。方向性がはっきりと違う分それぞれに楽しめる。キャラクターとしての個性とも合っている
60年代ファッションには詳しくないけれど、どれもこれも素敵で、見ていて飽きなかった
ここからはオタク的視点の話になるけれど
まずソロとイリヤの関係は所謂ブロマンスってやつなんだと思う(BL界隈には疎いので違っていたら申し訳ない)
上記の様に、構図としてはソロが兄で、イリヤが弟
精神面は安定し、女性とも上手に付き合える余裕のある兄と、精神面が不安定で女性との関わりも下手で短気な弟。必然的に兄が弟のサポートをする構図になってくる
そもそもそこに至るまでに双方歩み寄る演出が有り、お互いがお互いの能力を(反感は持ちつつも)認めている
そうした流れの末、兄のピンチに弟が現れ救い出す。最後はほぼ完ぺきな連携を取って共闘している
二人の関係性の変化がとても丁寧で、納得のいくものだった。双方キャラが立っていて立ち位置等も分かりやすいのも相まって、その気が無い私ですら萌えを得たので、その手のものが好きな人はそれはそれは大きな萌えを感じられる。と、思う
イリヤとギャビーの関係にカプ的な萌えを感じる事も私のオタク精神的に抗えなかった
まずこの二人は30cmの身長差が有る。その上イリヤはガタイも良いのでパッと見の体格差が凄い。この時点で既に私はソワソワしていた
逞しく、ちょっと自由なギャビーは序盤のイリヤの言動に軽く苛々してその腹いせ的に彼をからかうんだけど、それに対して女性に不慣れなイリヤは上手な対処が出来ず仏頂面で困惑している。可愛い
色々有って取っ組み合いになった後、物理的に近付いた状況にどぎまぎしつつも肩透かしを食らう結果になったイリヤには笑った。可愛い
イリヤが女性に不慣れなのもあって基本の主導権はギャビーが握ったまま話が進むけれど、最後にイリヤがグッと踏み込んだ瞬間、ガッツポーズでもしたいくらいテンション上がった。頑張れイリヤ、これからだぞ
またメイン3人での関係にも萌えを感じた
極度の女好きだけどギャビーに手を出す素振りは見せないソロ、割と早い段階でギャビーに引っかかってしまうイリヤ、男性二人どちらに対しても勝気でツンとした態度を見せるギャビー
萌えた
序盤、ロシアの建築家(イリヤ)の婚約者(ギャビー)を演じるために彼女の服を選ぶ際、「彼女にはこれが似合う」「俺は自分の女にこんなの着せない」と子供の様に喧嘩する男二人には笑ったし、その間に立たされながらも冷めた態度で受け入れたギャビーは逞しかった
保護対象であるはずのギャビーが逞しく、どこか母親の様でありつつも、イリヤにはちょこっと弱さを見せる絶妙なキャラクターのお陰で、この3人の関係が丁度良いバランスで成り立っていた
ED後、それぞれの関係がどう変化していくのかなと妄想できる楽しさも有る。ありがてぇ
米露のスパイが手を組んで云々、というあらすじの割には人間関係や背景のややこしさが少なく、全体的に分かりやすい構図
アクションは適度に派手だけど血みどろで痛々しい描写はほぼ無い
緊張感は有りつつもコミカルさは忘れず、クスリとくるシーンが多い
お色気シーンは有るけど過度な厭らしさやお下品さは無い。ラブシーンもじれったさを感じる様な可愛らしいもののみ
見終わってからモヤモヤする事も無く、全体のバランスがとても良くて、素直に、かつ気軽に楽しめる作品でした
ホシとか言うどう考えても危ないお薬が話の肝になってくる割には平和的でほんわかしたお話でした
・ボリューム/システム
共通は序章のみですぐに個別ルート入りする為体感的には長く感じましたが、ストーリー的には割とサクサクと進みます
作中経過時間が1ヵ月ちょっとなので、そう言う意味での薄さは正直感じてしまう
エンディングは各4つずつ有りますが、一度クリアしてしまえば途中からやり直しも容易いのでフルコンプにも時間はかからないかと
システムは既存オトメイトvita作品とそう変わりません
ただ各キャラクリア後に追加されるおまけスチルが4枚も有ったのは地味に嬉しい。ただの甘いイラストだけでなく、それぞれ関わりの有ったキャラとどうなったか、というのを垣間見る事が出来るのは楽しい
てふったーシステムも見ていて楽しい。名前の通りツイッター的なやり取りで、ごく一部真面目なのも有るけど基本はアホな空気感。良い和み要素だった
ただここでは普通に顔文字やネットスラング的なものも出てくるので、苦手な人は少し注意がいるかも
・シナリオ
攻略対象は全員家族や友達に関わる事で過去にトラウマを負い、それを払拭できないまま本編に至っています
それぞれ不憫な立ち位置なので同情はするんですが、ただそうは言ってもテンションの高低が激しすぎてついて行けなかったのがユンとミクト。特にユンは酷かった
普段は明るくて軽いトーンですが、ちょっとでもスイッチが入るとキレる。その前触れもよく分からないし、元のテンションに戻った…と思ったらまたすぐキレる、というジェットコースター状態だったので、完全において行かれた
ミクトもユン程では有りませんが波が激しいので、「何だこいつ…大丈夫か…」と呆然としたままシーンが移ったりして、脳が萌えの方向に向く余裕が生まれにくかった
私は所謂「カウンセリング恋愛」と呼ばれるジャンルの物が好きで、最萌えがこれに当てはまる事も多いんですが、バイナリーの場合はただの「カウンセリング」になってる部分が大きいです
過去と向き合い、受け入れ、前に進んでいく…恋愛が全く関係無い部分のトラウマのフォローを主人公のフウが一生懸命している。そう言うのはプロのカウンセラーに任せる案件では…?という、何とも言えない感想を抱きながら見てしまった
あと地味に気になったのが、恋愛ごと未経験の三十路の多さです
「人を好きになったのなんか初めて」「これが初めてのキスだ」といった事を三十路キャラが言うたび「そ、そうなんだ…」と困惑してしまった
一人だけならそう言うものとして受け入れましたが、これが複数出てくる
隔離された環境で育って女性との接点が無かっただとか、女性恐怖症だとか、そう言う理由が有るなら気にはしないんですが、残念ながらそうではない。むしろ微妙にモテていたという設定まで出てくるので、余計何とも言いにくい気分に
その割にはフウに対しての好意は早い段階で表に出してくるので、これまでの二十数年間は何だったの…?と突っ込みたくなってしまう
それなりの環境で生活してきた三十路の男性キャラクターにはそう言った清らかさは別に求められていないのでは………それとも私が認識していないだけでその手の需要が有るんだろうか……
一番恋愛描写が丁寧で納得がいったのはレイラかな。彼は精神も比較的安定している分、恋愛描写に集中できました
隠し兼真相担当のナナルートはこれまでのルートの問題総浚い&怒涛の解決ルートでもあります。残されていた謎にもしっかり触れてくれるので、コンプ後のもやもやも無くスッキリ終れる、良い締めのルートだった
以下詳細ネタバレ有り
正直予想以上に良かった本作。リメイクとしてはお手本レベルな気がする
まず初めに
この作品は前後編です。今回はその前編に当り、シナリオ的には中盤で終了になります
その為当然糖度は控えめだし問題は全く解決していない
私としては事前に二部作だと聞いた時点で大体把握していたつもりだし、後編も普通に買う予定だったので前後編である事は全く構わないんですが、ただ流石に宣伝不足は否めない
雑誌では触れた様ですが、最低限公式サイトには明記しておくべきだったよなぁと
作品そのものの出来が良いだけに、そこで余計なケチが付いてしまうのはちょっと残念
あと後編の発売はなるべく早くにお願いしたい
・システム
基本はこれまでのオトメイトvita作品と変わらず。これと言って不便は有りません
一度クリアすれば任意のポイントから好感度を調節しての再プレイも可能なので、バッド・悲恋エンド回収は楽です
主人公のデフォ名呼びも完備。これが地味に嬉しい
ボイスも(恐らく)全て新録されているので、既存部分と追加部分での差が気になる…と言う事が無いのも有り難い
背景やBGMも新しくなっているので、懐かしさは有りつつも新鮮にプレイ出来ます
・ボリューム
1周目は3時間半ほど。2周目以降は1時間程度で攻略が可能です
4章までが共通、個別は今回は5章のみなので、大分アッサリ終る印象です
ただ攻略キャラが12人もいるので、これくらいがちょうど良いかな。あまり長くされても攻略が大変すぎる
・シナリオ
上記の様に、前後編です。切るポイントはほぼ皆同じで、大坂城から船で江戸へ戻る辺り。和装から洋装に変わる直前ですね
二部作にするのであれば切り所はここしかないと思っていたので、違和感も有りませんでした
共通や既存キャラルートにも大分手を加えられているようです
無印の頃のちょっとくどいテキストは無く、随分とスッキリしています。お陰でサクサク進む。それでいて重要なシーンはしっかり拾って描写しているので、変な違和感も無くバランスも良い
随想録のイベントもしっかり挟んでいるので、キャラによって多少差は有りますが甘さもそこそこ
随想録だけでなく、黎明録の話も盛り込んでいます。私は黎明録は未プレイなので詳細は分かりませんが、伊吹のその後が垣間見えたり、芹沢さんの事にも触れたりしている
再構成としてとても自然で、違和感の無いシナリオでした。正直想像以上でとても嬉しい
完全新規攻略キャラの伊庭・相馬・坂本は共通部分での出番は流石に少なめです。特に龍馬はしっかり狙って選択肢を選んでいないと全く遭遇しないまま話が終わるので彼目当ての方はご注意を
以下追加攻略キャラ山南・山崎・新八、完全新規キャラ伊庭・相馬・坂本の感想。ネタバレ有り
プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
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