乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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※18歳以上推奨作品
【えねみーかっぷりんぐ♪すてっぷ 1匹目:猫・嶺狛鈴 (シナリオ:マキタ桜子 出演:佐和真中)】
前シリーズは兎しか聞いていませんが、前日談に当るためこちらから聞いても特に問題は有りませんでした
付き合って1ヵ月ほどで、まだ関係を持っていない状態です。ネズミである彼女は猫である彼には本能的に恐怖を抱いてしまう為、距離を詰められるとどうしても怯えてしまう。彼もそれは仕方ない事として受け入れて、彼女が慣れるまで待つと言っていますが、それでもやっぱりビクつかれるのは寂しい…というのが冒頭のやり取りで良く分かって良い。彼女のバイト先の店長(犬)に嫉妬してるのも可愛らしい
近付くと離れ、でも離れたら近付くという双方の攻防が良いし、そんな中ちゃんと理性が仕事して自制している彼は偉い。途中うっかりマタタビを嗅いでしまってフワフワな状態になった時も、どうにか踏ん張って耐えていたし。ただ途中「そのままだとむちゃくちゃ噛んじゃうから……怖いでしょ?」と言っていたんですが、噛んじゃうってどう言う事ですかね。猫的にそう言う性質が有るんですか。気になる
他にも「舌がちょっとザラザラしてる」と言う設定が出てきて、正直大変テンションが上がった
年上ぶって彼を可愛がりつつも、どこか抜けているところが有る彼女と、いたずらっ子気質な彼はなんだかんだ凄くバランスが良さそう。鈴はパッと見でチャラいと言うか、少なからず経験は有るキャラだと思っていたので案外初々しかったのもギャップが有って良かったです
最後のトラックはエクストラストーリーで、前シリーズと大体同じ時期のお話かと思いますが、ここでは彼女さんが結構ノリノリの姿勢で笑った。いたずらの仕返しとして更にいたずらしていて、可愛らしい。最終的に形勢逆転しちゃうところも臆病な気質が出てて好き
ステラ特典の方は本編の1ヵ月後で、同棲生活をスタートしています。ほんの少しだけ激しい描写は有りますが、本編共々終始穏やかで可愛らしいお話でした
※18歳以上推奨作品
【カフェ・ロマーナへようこそ 小霧幸人 (シナリオ:花井カオリ 出演:テトラポット登)】
公式に特に明記は有りませんが年下物です。そして彼は25歳設定でした。大分驚いた
実家がカフェで、子供の時からずっとコーヒーに親しんできた彼と、傍でそれを見てきた彼女なのでお互いの事をよく知っている、というのが分かる描写が多いです。幼馴染物としては大変美味
カフェでの双方の様子と自分の仕事に対して悩む彼の描写が中心のため、中盤までは健全なまま進みます
彼の悩みを解消するきっかけになった彼女の言葉はある意味簡単なものですが、幼馴染が言うからこそその言葉に説得力が有ると思えて良かったです。それを受けて彼がスッキリし、同時に好意をしっかり自覚したのも良い
公式には「一途に想いを寄せていた」と有りますが、恋愛としての愛情と幼馴染への愛情との間を行ったり来たりしてたのかな…?はっきり恋愛的に好きだと認識できたのは上記のタイミングが初めてだったんだと思います。その後の描写的に二人とも全くの未経験とは思えないし。幼馴染だからこそ踏ん切りが付かず一定の距離を維持する関係を保ってきたのかなぁ
好意を自覚したらすぐ行動に移していたのが良い。本人も言っていましたが、もし断られたらこれまでの幼馴染としての関係も全て壊れてしまうかもしれないというのは凄く怖かっただろうに
しっかりものの彼とちょっと抜けてる彼女。体系的にも凸凹カップルっぽくて可愛い。直前に聞いたえねみー同様穏やかな良いお話でした
【Private Tactics CASE 1 ジン (シナリオ:七瀬みお 出演:花江夏樹)】
最初のトラックで説明は有りますが、少々ややこしい設定なので事前に公式サイトのチェックはしておいた方が無難です
作中で一年近く時間が経過するため、トラック毎で関係が変化しているのが分かるのが面白かったです。触れられていない期間の事を想像するのも楽しい
姫は思いの外無邪気で自由な性格でした。特に序盤は彼が手を焼いてるシーンも多くて笑った。それまでの生活で行った事の無かった賑やかなお祭りにテンションが上がる姫と、護衛と言うより完全に保護者みたいになってるジンの構図好き
割と序盤からジンが攻めの姿勢を見せていますが、過去に接点が有って少なからず好意を抱いていたらしいので納得のいく態度だった。あとはやっぱり自分の弱点を見せても姫が失望する事無くそれを受け入れたのが大きかったんだろうなぁ
ジンは頻繁に物理的距離を縮めたりからかったりしていますが、ギリギリではありますがきちんと理性が仕事しているのが良い。いくら自由で無防備とは言え仮にも姫である彼女と、自分との身分の差をちゃんと認識していて、それがストッパーになってる。結果的に姫の言葉がきっかけでそれも壊れますが、猪突猛進で突っ走らなかったのが良い
言われてみれば当たり前だけど、何気に裏で手を回して姫の立場のフォローをしていたのには笑った。流石策略家。抜かりない。あとは時々出てくる甘えた口調が大変可愛らしかったです。姫の年齢は不明ですが彼はまだ19歳ですし、そう言う所で年相応な部分が見えて良かった
BGMや一部効果音がちょっと大きめなのが残念でした。途中の銃声で心底ビビった
【ラブネットチューン Type-01 粉雪 (シナリオ:元月にいち 出演:興津和幸)】
公式のあらすじを読んでてっきり他のマリオネットと一緒に主人公に拾われるのかと思っていましたが、あくまで一対一のお話でした。他のマリオネットの存在は一切出てきません
一般的にイメージするマリオネット(というかアンドロイド)像からは少し離れたキャラクターです。最初から感情が見えるし、何かあったら普通に狼狽える。ロボットらしい言動は控えめです。ただそういった言動も「規格外で処分寸前だった」という基本設定が有るので違和感無く受け入れられました
とは言えやっぱりマリオネットだし研究所にいた頃は外部との接触を遮断されていたので、価値観がずれていたり会話をする際の言葉のチョイスがおかしいです。そのせいで主人公と少し衝突したりして、そのラブコメ的やり取りが可愛らしかったです。何故主人公が恥ずかしがったり怒ったりしたのかを律儀に調べるのも可愛い。そして途中完全に主夫状態になっているのには笑った
彼女が自分を研究所に引き渡すのではないかと疑い、言い争った際に傷つけてしまった事に狼狽えたり、そう言ったやり取りを通じて彼が自分の中で感情が芽生えているかもしれないという事をポジティブに捉え、それを証明するために積極的に動き出したのが良かったです。主人公がただの一般人ではなく、マリオネットの研究をしている大学生であるという設定もしっかり生きていたし
最終的に研究所に戻る事になってしまいますが、そこでの別れの言葉と、そして再会した時のやり取りが良かったです。ちょっと格好付かない感じになってしまっているのが、彼の感情の明確さを感じて好き
彼は最初研究所の人間を敵視していたけれど、主人公や終盤に連れ戻しに来た研究所スタッフとのやり取りでその考えが軟化したのも良かったです。彼の中で認識が変わっていく流れも自然だった
あと主人公の父親が台詞は無いけど結構良いキャラしていた。頭が柔軟な上に娘に対しても寛大すぎるパパだった。正直ちょっと笑った
一部SEが大きくて驚いたけど、直前に聞いたプラタクもそうだったのでこれはオトレコ共通な感じかな…?オトレコ作品はこれで3作目ですが、今回が今のところ一番気に入りました。様子を見つつ、2巻以降の購入も検討します
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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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