士業エドテンセイ.com 隠れ蓑 B-PROJECT ~絶頂*エモーション~ 2話まで感想 忍者ブログ
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ネタバレしかありません




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「遂にキラキンが動くぞ…!」と言う気持ちのままに数ヵ月を過ごし、やっと見れたアニメ2期1話
色々気になるポイントは有ったのに最大の感想が「つばさが過労死しちゃう…」だったのが如何ともしがたい

何かとやらかしてくれたとはいえ夜叉丸さんは仕事自体はちゃんと出来る人だった訳で、そんな彼が抜けた穴を誰も埋めてくれないままつばさが一人で頑張るしかない現状に心配しかない。あまりにも多忙が過ぎる
ガンダーラミュージックの眼鏡とポテチのスタッフが一応は気遣ってはくれていたし、小さな雑用や電話番の肩代わりくらいはしてくれそうだけど、多分人事に関しての決定権を持ってない彼らに出来るのはそれが限界だろうしなぁ…
大黒両社長にどうにかしてもらうしかあるまい…!と思いたいけど、正直あまり期待が出来ない
修二社長が「大丈夫か?」と声をかけていたけれどその程度だったし、そもそもBプロにキラキン加入と言うビッグニュースをつばさにまでサプライズ発表するのはやめてあげて欲しい
メンバーに対してならまだ良いけど、つばさに突然「明日からメンバー増えるよ」などとぶっこまないで頂きたい。ホウレンソウは大事
16歳の殿、17歳の悠太が22時まで働いている状況を考えると、アニメBプロの芸能界では労働基準法が機能していない様なのでより一層つばさを心配してしまう。倒れちゃう……

1話ではプリクラ黎明期の様な謎背景が頻出だったのも気になってしまった。めっちゃジワジワくるあの背景。どこにいるんだお前たちは
そんな背景が気になって台詞がイマイチ頭に入ってこなかったので少々困った
これが2話以降も続いたらどうしよう…と思っていたけれど、幸いと言うかなんというか取り敢えず2話ではそれらしい背景は無かったのでほっとした。1話限定の演出って事にして

ただ上記2点以外は変に引っかかる事も無く、素直に楽しめて本当に良かった
放送を心待ちにするアニメ、と言う物が本当に久々だったので、公式のカウントダウンで放送日が近づく度妙な緊張を抱いていたのでそう言う意味でもほっとした

キラキン以外のメンバーとは1期の段階でつばさとの関係性が有る程度以上出来上がっている分、不安定さも控えめでそう言う意味でも安心して見ていられた
当然今後新たな問題や壁にぶつかる展開が出てくるだろうけど、つばさと彼らなら大丈夫やろ…とある意味楽観視できる。良かった
夜叉丸さん不在の余波で不安になるつばさ、という一つの問題を1話の中でサクッと解決してくれた所も好き
この辺の問題はずっと引っ張り続けても良かった所だと思うけど、それだと見てて無駄にストレスが溜まるし、あくまで物語の中心はアイドルであってほしい。夜叉丸さん問題が核になり過ぎてアイドルの描写が薄まるのは困る。ただでさえ14人と多くて尺にも限界がある訳だし
2話でも夜叉丸さんネタが有ったけど、あんな感じでちょっとずつ小出しにしていくスタンスなら描写のバランス的には個人的に納得がいくのでこのままな感じで行ってほしい

OPEDはどちらも好みで大層に嬉しい
特にEDはイラストも可愛い
それぞれのユニットの完全なオフの姿が見れるのは良いものですね
ゲーム中つい寝てしまった感の遙日と、明らかに最初から寝の体勢だった唯月の姿にそれぞれの性格の違いが見れて好きだし、気の抜けた顔でゲームする殿の表情も貴重で良い
アプリ内の設定だと殿はゲームが苦手なはずなので、あの顔でゲームオーバーしまくっていると考えると面白い
完全にパーティ中のMooNsも仲の良さが見れて好き
必死に踏ん張りながらもピースはする暉と、写真とかガン無視でツイスターにガチになる野目の構図がよき
可愛くて明るい絵柄と曲調に反して、歌詞は割とリアルっぽいのも気になっている
早くフル聴いて、歌詞をきちんと確認したい


などと言う事を考えながら1週間を過ごし、まだ1話に意識が向いた状態で迎えた2話で心底びっくりしてしまった
まさか推しのお当番回がこんな早くに来るとは思わなんだ

PVでの遙日のセンター云々発言的にキラキンのメイン回はまぁ順当に遙日中心な話だろうな、と当然の様に思っていたので心の準備が全く追いつかなかった。驚いた
キラキンのキャラクター紹介をしつつ、THRIVEの先輩としての姿勢を示しつつ、つばさとキラキンの関わりのスタートもちゃんと描写しつつ、殿の挫折と成長を1話でしっかり描写していて、シナリオ的にもちゃんと纏まっていたので、そう言う意味でも良い驚きを味わった
殿の完璧主義者で超ストイックでクソ真面目故に頭が少し固くて、その分視野が狭くなりがちで、それでも自分に出来る事をしっかりやる性格がアニメでも見れたのが嬉しい
センターを譲り受ける形になってしまった遙日の態度も良かった
ただ立場を殿に返すだけじゃ意味が無い、としっかり分かっているのが良い。彼はキラキンの中では賑やか担当で、ちょっと子供っぽい言動も有るけど実際はしっかり考えて動いている子なので、そんな性格がちゃんとアニメでも維持されていてほっとした
弥勒を気遣う明謙の健気さと、それをちょっと抑えようと留めながらTHRIVEに直接意見を聞いた唯月の構図も好き。ただおにぎりがデカすぎる

THRIVEの先輩力も光っていた
殿がどうしてセンターを下ろされたのかしっかり把握しつつも直接的な事は言わないごうちん・ケンケンと、それに倣いながらもごうちんをせっつく悠太の構図が、想像する先輩としてのTHRIVE像とぴったりで、妙な違和感を抱く事無く見る事が出来た
口で説明するのは簡単だけどそれじゃ本当に理解したとは言い難いし、意味も無いと分かった上で、殿が自分で気付ける様にヒントを会話に混ぜてあげているのが彼ららしい

一生懸命頑張って笑顔を作ろうとしたり、子供たちに謝る為にずっと飴を持ってたりと、殿の可愛らしい要素に若干息切れを起こしていたところにラストのあのライブシーンで喉がヒュッとなった
人間驚くと呼吸を忘れる

3周年アニバーサリー円盤でキャッキャしていたあのモーションライブをアニメ本編でも見れるとは思っていなかった。OPだけだと思っていた
通常の作画と混ざる結果、絵柄の違いと言う違和感が生まれるのは多少気になるけど、でもあれだけのダンスを全て手書きで、と言うのは流石に無理があると思うし、あのCGを活用しないのはあまりにも勿体ない
何よりCGを使う事で細かい演出が可能になるのが良い
例えば今回の「ケンケンは魅せ方が上手い」と言う設定に対して、通常の作画よりCG演出の方がより説得力を持たせられる
流し目とかカメラを介してのファンサとか投げキッスとかウィンクとか、ここぞというタイミングでの細かいアピールをケンケンは絶対に逃さない。それを手書きで全て表現するのは、流石に難しいと素人でも分かる。でもCGならそれが可能。ならどんどん使っていってほしい
ケンケンだけじゃなくて遙日のしっかりカメラを見続ける所とか、殿の細かい表情変化とか、そう言うのがきちんと確認出来たのはCGだからこそだと思うので、今後有るであろうキタコレ・MooNsのライブシーンも本当に期待している

あとは単純にコラボ曲Jugglerが好みだったのも嬉しい
冒頭のケンケンに続く殿のソロパートや、試聴動画ラストの遙日のソロパートが妙に印象に残るし、サビでのキラキン・THRIVEそれぞれの歌声と色気の質の差も楽しい
これに続くはずのキタコレ・MooNsの新曲も楽しみだし、コラボ系の曲も増えると良いな




この先どう転んでいくかは分からないけれど、2話の段階では大変に楽しんでいるので今後も期待したい
取り敢えず予告で突然脱いだ北門に笑ってしまったので、何がどうしてああなったのか、楽しみに待ちます
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