士業エドテンセイ.com 隠れ蓑 白華FDコンプ 忍者ブログ
乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

白華の檻 ~緋色の欠片4~ 四季の詩 (限定版)白華の檻 ~緋色の欠片4~ 四季の詩 (限定版)
(2013/09/05)
Sony PSP

商品詳細を見る

コンプしました
【冬】の満足度半端ない



公式にも有る通り春夏秋冬でパート分けされています
春は所謂アフター√、夏はどこを見てもバカしかいないおふざけ√、秋はいろんなシチュボイスを詰め合わせたもの、冬はアテルイ・智則の√
どこからやっても特に問題は有りません
秋は最初特定のものしか見れませんが、それらを全て見れば残りが一気に解放されます
CGコメントが有るのは驚きだった。どこかで宣伝してたかな?


まずは【春】から
アフター√らしくゲロ甘だった。何あれ怖い
ただ甘いだけじゃなくて、各ルート残っていた問題の処理をきちんとしているのが見れたので良かったです
そしてその問題が完全に解決するところまでは描かないのも、逆に良い
この先の未来が明るいと分かっている以上、そこを詳細に描く必要は無いと個人的には思うし
攻略対象のみと接するのではなくて、周りにいる外の攻略キャラやサブキャラとのやり取りも有るから飽きる事もなかったです
何気にノーマルエンドが有るので、そっちもきちんと拾ってバッエンも見てあげてください

【夏】はもうひたすらただただバカ
完全なギャグルートです。細かい事気にしたら負けです
本編で出てきた立ち絵のあるキャラは全て登場してます
基本馬鹿騒ぎですが、甘さもそれなりにあるし、一部では切ない部分も拾っていました
詞紀ロリ化はどうなるかなぁ?と思ってもいましたが、各キャラの子供への対応も見れたし、詞紀本人の過去を改めて認識して切なくもなりました

【秋】はシチュボイス詰め合わせです
一気に拾おうと思うとちょっとしんどいかもしれない
同じシチュで夫婦・主従と関係性に差がある…んですが、一部はその差が曖昧でちょっと残念でした
夫婦の方はともかく、主従の方がちょっと
具体的に本編のどの時点のものなのか分からないのも有って、たまに混乱もしました

で、問題の【冬】です
事前告知通りアテルイ・智則救済√です
それぞれ幻灯火・秋房√から派生した形になります
プレイ前この点が心配でもありました
幻灯火と秋房が踏み台として可哀そうな扱いされてたらどうしようと
でも実際プレイしてみたらそこはあまり気にする事ではありませんでした
勿論どちらか片方を優先する選択肢は出てきますが、選ばなかった方が可哀そうに思えるレベルではありませんでした

本編の方で空疎が婚約を解消したり、秋房が告白失敗して詞紀を応援する姿勢になったり、そう言うある種の失恋イベントが有りましたが、あんな感じです
その上でふたりとも相手を思う詞紀を応援してくれます
当て馬枠のキャラとして輝いているので、ある意味美味しいかもしれない

本筋の方ですが、とにかくシリアスです
他のパートと同じ姿勢で挑んだらいけません
本編と同じくらいのイメージでプレイした方が良い
アテルイ√は200年前に彼自身、そして仲間の身に何が起きたのか、智則√は幼少期の詞紀に何が起き、それを智則がどう見て言たかが詳細に描写されます
えぐい描写も出てくるので、苦手な人は気を付けた方が良いかも
回想シーン以外にも戦闘シーン等出てくるので、本当に本編のあの流れと変わらないです

智則はとにかく、彼が昔からどれだけ詞紀を想い、その上で自分の役割を自覚してただひたすらその為に動いてきたかが本編以上に分かります
切ないどころじゃない
彼の葛藤がよく分かるし、秋房と智則、どちらも間違った訳ではないと再確認できます
このルートは幼馴染三人の和やかな描写も有るので、そこは見ていてとても楽しかったです

私的に一番気になっていたのがアテルイです
本編を見て、彼を精神的に救済する事は出来ても恋愛的には出来るのか。そもそも必要なのか?とずっと思っていました
だから変な違和感が有ったらどうしようと不安だったけど、完全に杞憂でした
精神的救済と恋愛的なものがきちんと両立できていました。そしてその流れがとても自然だった
途中までは「これはストックホルム症候群的なのでは…?」って思ってもいましたが、そうではないとちゃんと分かる丁寧な描写だった
幻灯火とアテルイは表裏でありつつ、そして本当にとても似ているんだなと
詞紀との接し方や、接した事での変化の流れが見ていてとても楽しかった

正直【冬】の、特にアテルイ√の濃度が高すぎて、そして何より萌え的にツボ過ぎて、他が霞むレベルでした
このFDは【冬】の二人の為のものだったって言っても過言じゃないんじゃないかなぁ…
オマケ程度と思っていたのにシナリオのボリュームも有るし、蛇足にならない纏め方でした
この二人が気になるのであれば、買って損は無いと思います

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
TrackbackURL:
プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
***
ワンドR2/オトメイト

ワンドR2FD/オトメイト

ワンドR/オトメイト

ワンド2/オトメイト

ワンド2FD/オトメイト

オトメイト/ワンド

オトメイト/ワンドFD

※「ワンド オブ フォーチュン」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。
P R

Template "simple02" by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]