士業エドテンセイ.com 隠れ蓑 【グラブル】十賢者・ロベリア雑感 忍者ブログ
乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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CV野島健児


先日の生放送のここだけレポートによると7月25日時点でロベリアを加入させてるユーザーは1464名。下から二番目の数である。思っていた以上に少なすぎてびっくりしてしまった
その後復刻イベでのアーカルムpt配布が有ったりしましたが、この感じだと現時点でも2000人いってるかも怪しい気がする
そんなレアキャラ・ロベリアを加入させ(ついでにザ・タワーの完凸も達成し)テンションがハチャメチャに上がってしまったのでフェイトの感想と運用についてのアレコレを纏めました
当然フェイトのネタバレを含みますのでご注意



拍手[4回]







彼は多分、罪悪感を抱けないタイプの人間なんだと思う
そこに魔術師としての才能と、両親の我が子への愛と「誰もが幸福に生きる権利がある」という教育が合わさった結果、ロベリアになった
最終的なトリガーは「浜辺を散歩中に転んだ拍子に壊してしまった貝殻の音」が引いた
それまで幸福が何か全く分からないままでいたロベリアはその破壊される音で初めての大きな幸福を感じた。無機物でこれなら、じゃあ愛するパパとママなら?
両親の態度や教育方針には何も落ち度は無かったと思う。多分、ロベリアが真っ当に感情を抱ける人間であれば人格者な魔術師に育つ未来も有ったと思う。だからこそ余計両親の最期は不憫
ママの中の人が特に熱演だった事もあり、あのシーンのエグさは半端無かった
地の文によると「貝殻を200個集めた頃にタワーと出逢った」と有るのでタワーと出逢わずとも大変にヤバい奴だったし、その上でタワーが更なる手段を与えてしまったのでもう彼の被害は天災レベルのものになってしまった
彼が壊した総数は分からないけれど、国が亡ぶレベルのものも有った様なのでとんでもない数になっていそう(ただグラブル世界の国の規模がいまいちよく分からない)

主人公たちを適当に騙してカードの中の戦場で戦わせ、その戦闘データを得る中でロベリアは主人公を自分の同族だと認識していく。ここでの彼の台詞が結構刺さるものだった
ロベリア理論だと「戦いの中で相手を倒し、壊す事で楽しみを感じ、そしてひたすらに戦い続けられる主人公は破壊の音を幸福だと感じる自分と同じだ」になる
当然暴論ではあるけれど、でも「戦い、経験を重ねて強くなる事。強敵に工夫を凝らして勝つ事。それを楽しんでいただろう?」という彼の問いに真っ向からノーと言えるのか?というのは考えてしまう
実際、この問いに対して主人公は肯定も否定も出来ていない
結果ロベリア理論のまま話は進み、「同族であるキミらを壊す事で最高の音を聞き、オレは幸福を得られる」と言うロベリアとの戦闘が始まる
話の展開上主人公たちが勝つ訳だけど、問題はここからだった
戦いに負け、つまりは「破壊に失敗した」ロベリアにはタワーからの代償が与えられる。それは彼がこれまで行ってきた破壊を自身の身で受ける事
手始めにパパ、次はママ……と破壊と蘇生が続いていく。エグイったらない。当然ビィ・ルリアはドン引きである
流石にこれはちょっと、と助ける流れになるけどロベリア本人に断固拒否される。理由は「自分が壊される音こそが最高の幸福だと気付いたから」
自分は今超ハッピーだから邪魔するな、とカードの世界から追い出される主人公たち。ここでタワー☆5のフェイトが終わる
エグさ、グロさにドン引きしつつもロベリアの幸福論が最後までブレなかった事には感服した。キャラとしての軸が全く歪まない。そして中の人の演技も素晴らしかった
ただ問題は、ここからどう仲間になるのか?という所だった
そもそもの所業が突き抜けてヤバい上、破壊と蘇生を繰り返し受けている為そこから救い出す事がまず難しい。もし仮に出来たとしても、その時タワーが見逃してくれるとは思えない。どう話を着地させるのか、そこを楽しみにアストラ200個と言うハードルを乗り越えた

「過去に大きなトラウマを負い、そのせいで歪んでしまった」というキャラならば「本人は悪くない、彼も被害者だ」という流れで主人公たちの仲間やそれに近い立場になる事も違和感無く出来ますが、ロベリアはそうじゃない
彼の狂気は第三者が原因で生まれたものではない。持って生まれた彼の性質であって、その目醒めにも他者の介入は無い
100%彼の問題なので、これをどうやって仲間にするのか。楽しみ半分心配半分で見ていた
結果、主人公の選択は「信用も信頼もまだしていないけれど、傍に置いてロベリアを監視する」でした。この着地がとにかく良かった。違和感を抱かない主人公の決断だった
主人公は基本的にお人好しで、どんな背景・事情を持ったキャラでも割と気楽に仲間に迎えます。それがグラブル主人公の良い所ではありますが、ロベリア相手にそれを発揮してしまうのは流石にお花畑が過ぎる。なのでしっかり警戒しつつ受け入れる。狂犬の手綱を握る事を意図して選んだのが良かった
ついでに、普段はルリア・ビィの意見がそのまま主人公の意見として処理される事が多いけれど、今回は主人公自身が決断を下していたのも好き
一方でロベリア。彼は自分の身代わりの様なものをシュシュッと作り、それをタワーに破壊させる事で自身は主人公たちと再会した。ただその身代わりと自分の神経を繋ぎ、タワーが破壊する痛みと音をそのまま自身でも受けている
直前のフェイトで明言していた通り、彼にとっては自分が壊される音こそが最大の幸福だし、タワーもロベリアを破壊出来てご満悦。実にwin-winの状態である
最高に幸福な状態がずっと続いてる様なものなので、余りにも満ち足りたロベリア達からは他者を壊す欲求すら消えた
そんな状況になれたのは主人公の協力が有ってこそ。だからロベリアは主人公に感謝しているしお礼もしたいし裏切らないよと高らかに宣言する
多分、ロベリアとしてはこれは本心なんだと思う。彼の幸福論を基準に考えれば違和感は無い。ただそうは言っても主人公としてはそう簡単に信じられる存在でもない
仲間として迎え入れる形にはなったとはいえ、主人公とロベリアの意識は噛み合っていない。その、ちょっとチグハグな関係性が好き
ちなみに過去に大きな罪を背負ったキャラが仲間になる場合、そのキャラは罪の意識に苛まれたりして苦しみ、その苦しみこそが贖罪となる…ってパターンが珍しくないけれど、ロベリアにはこれは全く適用出来ない。何せロベリアはこれまでの自分の行いへの罪悪感や後悔は抱いていないし、恐らく彼の本質的に抱く事自体が出来ない
選択肢によっては「オレの全てを償いの為に捧げるよ。この世界に、そしてキミらにね」と言うけれど、これは直前の主人公の言葉にただ応じただけのもので、本当の意味で贖罪を行う気は多分無い。だってロベリアの幸福論は未だに生きているから。そこが変わらない以上、ロベリアの価値観も変わらない。ただ彼は主人公に感謝してるしお礼をしたいと思っているから、だから主人公の望みに応える。ただそれだけの事
やった事への報いを受けてほしい、とロベリアに対して思っていた人にとっては彼がメンタル的にはノーダメどころか逆に最高にハッピー状態なのが納得いかないかもしれないけれど、個人的には最初から最後まで彼の狂気がブレずに生きていたシナリオ構成が好き
編成やバトルボイスを聞く限り、主人公の指示には素直に従う感じでニコニコしてしまった
賢者の最終がもし有った時、主人公とどんな関係性になっているか楽しみ





運用の仕方ですが、軽く触って思ったのはこれ別に最初からバトルメンバーにいても良いんじゃない?という事だった
最初からバトルメンバーにいる事によるデメリットは特に無い訳ですし
毎ターン1アビで魔術刻印を増やす事になるけど、これに関してはシエテやユリウスで慣れているし、そもそもサブから出て来ても基本は変わらない
実質3アビ封印して、他キャラのアビリティの状態を見つつ2アビを使うスタイルでも割と普通にいける気がする。1アビのお陰でロベリア自身は必ずTAになるので、奥義ゲージも結構溜まりやすい
3アビをどうしても使いたいならエッセルなどの最終十天と同じ様に「取り敢えず10ターン回してアビリティでドーン」という流れでも良い訳だし、わざわざサブから引っ張り出さなくても良いのでは?という気持ちが拭えない

とは言え折角の賢者特有の性質を利用しないのもつまらない
という訳なので手持ちの中から「誰が一番お手軽に退場してくれるのか」を調べてみた。言葉にしてみると大層酷い調査だけど仕方がない
ガバガバ検証なので話半分で見てください

・アイル(SSR)
背水の申し子アイル君
1アビで一気にHPを一桁まで減らせるので、1ターンでの交代が可能
ただし最終後(厳密にはレベル100フェイトクリア後)3アビが変化し「庇う+致死ダメージをHP1で耐える(2ターン)」になる為、実質3アビは使えない
LBも含めて敵対心up要素が無いので運次第では案外しぶとい
だったら最終しなければ良い、というのもひとつの選択であるとは思いますが、賢者の為だけに最終しない(レベル100フェイトクリアしない)というのはアイル君そのものを活かす場が大分減ってしまうので如何なものか

・水着アイル(SR)
SSRアイル君のお試し版みたいな性能
3アビに敵対心upが有るとはいえ1アビを使ってもHPが20%までしか減らず、またサポアビが「HPが少ないほど回避up」なので割と避ける。案外しぶとい
とは言えSR故の基礎ステータスの低さ的にSSRアイル君よりは退場要員向きかも知れない

・クリスマスラカム(SR)
3アビで一気にHPが残り1%まで減る。瀕死が過ぎる
ただし敵対心up要素が無いので運次第では耐える

・ユーリ(SR)
庇う、敵対心upLB持ちなので攻撃を引き受けてくれる
ただし庇うと同時に防御upもかかる上、自傷も出来ないのでなかなか粘る。その性格は好き

・サラ(SSR)
・ラスティナ(SSR)
どちらも庇う持ち
サラはLBで、ラスティナはサポアビで敵対心up出来るので庇うアビリティを使わずともそこそこの攻撃を吸ってくれる
ただし二人とも防御タイプ、かつSSR故堅いので、耐久力は高め

上記以外にもヤイア(恒常SR最終)やガラドア(SR)、ボレミア(R)なども庇う持ちですが育ててないのでそっとしておきます
色々試してみましたが、どんなに瀕死状態でも攻撃が当らない時はとんと当らないのでなかなか難しい
やっぱ敵対心大事だよなぁ~って事でひとつの案

・サポート要員ジャミル(SR)採用
ジャミル君の3アビは自分の敵対心を味方になすり付ける。要は他キャラの敵対心upが可能
最終済アイル君の様に敵対心upを持っていないキャラと同時編成する事で退場のサポートが出来る
ただしロベリア登場時の編成の空きが一枠になるので、そこはイマイチかもしれない
正直私はジャミル君がハチャメチャに好きなのである程度育てている分、例えば「オクトー・ロベリア・ジャミル」みたいな編成になってもさして問題が無い
ただそうは言っても、空きが一枠になるとその分主人公が担う役割が増えてカツカツの状況になるかもしれない。取り敢えず例に出した3人だとデバフがさっぱり足りない

なんにせよ、1ターン目でご退場頂き2ターン目開始と共にロベリアを引っ張り出すのはやっぱり結構大変そうだった
「出来るだけ早くロベリアを戦闘に加える」事だけを考えると、もうハウンドドッグ+ルナしかない
ルナの1アビで適当なキャラを退場→タクティクスコマンドでルナとサブを交換。アビリティレールリセットがかかる分、アビポチの手間が有るけど最短で登場と言う事を考えると現状これしかない
ただこの方法だとロベリア登場後バトルメンバーの誰かが戦闘不能になるとルナ(闇属性)が引っ張り出されてしまうので、割と厳しい。誰もやられないようにしつつ立ち回る事になる。しんどくない?リヴァイブでも使えばいいの?

私は雰囲気でグラブルをやっているのでこれ以上の案は浮かばなかった
古戦場とか、特定マルチの強敵の攻撃スタイルを見ながらアイル君にするかサラちゃんにするか、果てはハウンドに走るか考えていきたい
グラブルが上手な猛者がもっと良い運用方法を見付けてくれる日を待ちます
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