乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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最高に楽しい夏だった
サマライの円盤が届きまして、ようやく見る事が出来ました
映像化された事であの時の楽しさが蘇って本当に興奮した
当時会場でテンション上がり過ぎていたのもあって、流石にそろそろ自分の記憶に自信が持てなくなっていたのでその答え合わせと言うか、あれは現実だったぞ!と言う確認作業もしていた
同時に、新しい発見も有って本当に楽しい
ソロパートで悠々と歩きながらウィンクをする大河さんがアニバ円盤での野目そのものだったり、トークも含めでほぼずっと帝人を憑依させ続けている増田さんの表情演出だとか、ライビュ用カメラへの各々のアピールだとか、現地ではなかなか見えなかった細かい部分が映像作品になった事できちんと見る事が出来るのがありがたい
ただモーションライブは映像としてみると正直ちょっと粗が気にはなった
元々ステージに投影する前提の映像な訳だし、それを円盤用として、近距離で見ることになるので仕方のない事だとは思うけれど
でもあのモーションが既に有るという事は、追々アニバ円盤の様な形でひとつの作品として改めて世に出てくると信じている
各ユニット2曲はやっている訳だし、本当に期待している。金なら出す
本当に楽しかったけれど、ふたつ不満点が有って
ひとつは事前の宣伝の乏しさ
PVもないし、公式ツイッターでも前日に「明日発売!」と言った程度だったので、もうちょっと頑張ってほしい。周知大事
ふたつ目は全体的な駆け足感が気になるという事
限られた時間の中で出来るだけ多くの曲をやる為の選択だったんだろうとは思うけれど、ライブが全体的にテンポが早い
曲の合間の余韻や溜めが殆ど無いのでサクサク進んでる印象が強くなる
開始40分でようやく1回目のMCを迎えた時、現地で謎の息切れを起こしていた理由がようやく分かった。文字通り息つく暇もなく進んでいたからだ。ついでに喉もびっくりするくらい乾いていた
溜めて溜めて客を煽り、そして爆発させる。そんな演出も欲しかった。ライブやフェスの経験が豊富な西川さんが関わっている訳だし、今後はそう言うのにも期待したいなぁ
自分の中での推しが確定したきっかけにもなったイベントだけあって本当に楽しい記憶として残っているから、まずはちゃんと映像作品として形になった事が嬉しい
まだ1回見ただけなので、今後何度か見ていくうちにまた新たなポイントに気付けそうでそう言う意味でも楽しみ
アニメ2期放送も近付いてきていて、そちらでも浮き立っている
推しが動くぞ…!と言うのも楽しみだし、一体どんなストーリーが組み立てられていくのかも気になる
OP曲も好みだし、PVを見る限りライブはCGっぽいのも嬉しい
色々出費が続く予感も有りますが、動きが有る以上は出来うる限り着いて行きたい
大層に興奮してしまった
約15分の映像でお値段4000円
楽曲もフルサイズじゃないし正直割高感が拭えず、でもまぁこう言うのはファングッズだしお布施として買おうなんて思っていたらとんでもない萌えのパワーでぶん殴られて危うく意識がどこかに行きかけた
まず冒頭、開始5秒の悠太のドアップでリアルに喉がヒュッとなって、以降十数秒間映像が目に入らなかった。舐めてかかったらいけなかった
youtubeにある動画の長尺版ですが、当然高画質になっているのもあって細かい部分もしっかり見る事が出来るので目が忙しいし、いたる所で萌えポイントを見付けられて本当に楽しい
カメラに抜かれたチャンスを絶対に逃がさないケンケンや、常時色っぽい表情を維持している遙日、出番直前奈落の底で息を整え気合いを入れている帝人、竜持パート中に小さく手を振りファンサをしている北門
そう言うキャラクターそれぞれの個性や、楽曲に合わせた演出が詰め込まれていて見ていて本当に楽しい
アニメでもライブシーンは有りましたが、流石にここまでグリグリと動かしてはいなかったのでそう言う意味でもとても新鮮だった
キタコレ以外は思いの外激しいダンスになってるんですよね。その中でのフォーメーションを確認するのもまた楽しい
あとキラキンはアニメ1期にいないのもあって動いている姿をきちんと見られたという意味でもテンションが上がってしまった。推しが動いている……
ハロウィンのイベントムービーはツイッターに上がっているものと同じですが、好きな映像だったので高画質版を見る事が出来て嬉しい
今後もこの手の映像が増えていくと良いな……好きな曲のライブを見てまた興奮したい
前作で残った謎をしっかり回収しつつ、けれど切なさの残るお話でした
・シナリオ
ボリュームは前作同様初回3時間、二人目以降2時間程でクリアできます
バッド回収は相変わらず楽なのでフルコンプまでそう時間もかかりません
前作で気になった恋愛が関わらない部分での描写の薄さですが、今作では気になるシーンはあまり有りませんでした。全体的にアッサリ気味なのは変わりませんが、初回プレイ中に突っ込みたくなってしまう様なシーンは無かったです
今作も全てのキャラで切なさの残るエンディングとなっています
目下の問題は解決するし、恋愛的にも結ばれるけれど何もかもが100%上手くいった訳ではない。前作でも有ったこの切なさが好きだったので、今作でも維持してくれていて良かった
瑞希はやはり辛い現状・過去を勢いで打破する事が出来るキャラでは有りません。その分、追い詰められた状況でも「私にはあの人に立ち向かうだけの術も、特別な力も無い」と冷静に見る事が出来ている。だからこそ大事な人を救うためには自分が犠牲になるしかない、と言う結論に至ってしまう彼女の選択も自然なものに見えました。もちろん、それが正解ではないけれど
前作で放置されていた瑞希の両親と祖父の関係・村に残る伝承の謎・文乃は結局何をしたのか・紬の恋の相手は誰なのかと言う謎が全て回収された事にはほっとしました。ただその分、妖狐組の真相との遠さが改めて引っかかってしまった。一応単体でもプレイが可能と言う設計である以上はもう少しその辺のバランスが取れていると嬉しかったかな
・システム
東雲のみ制限がかかっています
私は旭→日向→東雲でプレイし、東雲の制限は日向クリア後に解放されました。東雲ルートの内容を考えると、多分旭・日向の両方をクリアしないと東雲攻略はダメだと思いますので彼お目当ての方はご注意を
相変わらず全体のデザインはシステムです。やはりもう少し遊び心が欲しい…ただプレイするうえで必要なものは全て揃っているので快適にプレイが出来ました
オマケSSは相変わらず最高
以下ネタバレ
シリーズ全てvitaに揃って本当に良かった
感想、とは言ってもシステム・シナリオ共にベタ移植なんですが、取り敢えずひとつだけ不満点を上げると、CGコメントで履歴表示が出来ないのが地味に困る
いつもスクショ撮るときは枚数節約も兼ねて履歴画面でやってたんですが、今作は何故か履歴が見れないので普通の画面で撮るしかない
履歴は3枠分表示されるので、CGコメント分のスクショが単純に3倍になる。地味に困る。整理が大変だ…
シリーズファンに向けた最高の贈り物、と言う、公式が銘打つにはなかなか大胆な文句でしたが、実際その通りの内容なのでやっぱり充足感が凄い
PSP版をプレイしたのは6年も前で流石に細かい所は色々忘れていたので、そう言えばこんなシーン有ったなぁ~などと懐かしみながらプレイしました
あなたとの物語2での各攻略キャラとのやり取りはやはり良いですね
「結婚するんだから両親や家族に挨拶もして、あれとこれとそれを準備しなきゃね」と言う、ある意味とても現実的な話を乙女ゲーで見れるのは貴重で好きです
相手の家族との関係や、お互いの抱えた精神的な問題も二人で乗り越えた上で結婚を迎える
キャラ毎に越えるべきハードルの高さにはちょっと違いが有りますが、二人でしっかり歩んでいく様が丁寧に描かれていて好き
特にラギルートの話が好きです。PSP版でもそうでしたが、今回もボロボロに泣いてしまった
故郷でのラギの立場の変化、じっちゃばっちゃの温かさ、母親とのやり取りとそれを必死に繋ぐルル、そしてそっと手を貸してくれる父親。泣かないのは無理だったし、むしろ先の展開を知っているからこそ、早い段階で泣いてしまった。じっちゃばっちゃの温かさの時点でもう無理だった
2本編ラストで3年も放置していた事にはびっくりしましたが、そこへのフォローがちゃんと有るのも良い。そこで意地を張るというか、しっかり線引きをしておきたいというのもラギらしいですし、ノエルやエスト、双子先生にこっぴどく叱られてるのも良い。恋愛感情とか抜きにして、ルルが周りに大事に思われているのが分かって好き
ラギがユリウス・ノエルに対して350年前の世界で自分が引き起こしてしまった被害の事をきちんと話している事にもラギの真面目で義理堅い性格を感じる。それを受けた二人の返答もやっぱり良いですね。みんな、3年分の成長を迎えてしっかり前に向かって歩いているのが分かってほっとするし、彼らの友達としての結びつきの強さも感じられるし
各トロフィーのタイトルと説明も素敵なので、ぜひ全部見てほしい。
後は限定版特典ドラマCDの内容が非常に良かったです
「過去のかけらと、未来のかけら」と言うサブタイトルを見てシリーズファンはピンとくると思いますが、かけらとはメモリスの事です。ソロ・モーンのお店でルルを含めたメインキャラと、ペルーが交わしたやり取りがメモリスになり、それをソロが追っていく、そんな内容です
350年間【頑張って】生きてきたソロが、ちょっとだけ早くお店に着いてしまって、そこでルル達の様子をひとつずつ確認していく。正直それだけでもなかなか涙腺に厳しかったんですが、やり取りを聞いたソロとペルーのリアクションがまたズルい。じわじわ泣けてくる
ここではルルと出会う前の攻略対象達の様子も見られて、そこはなかなか新鮮でした。あんまり変わらないキャラもいますが、魔法に不慣れで必死に足掻いているビラール・ミルスクレアに飽きてそろそろ離れようかと思ってた殺伐アルバロは本編で見る姿とはまた違う面白さが有りました
ペルーの相手を見る目の鋭さと言うか、正しさが分かったのも良かったです
彼なりに気遣ったり、心配したり、或いは警戒したり。積極的に喋るキャラではないけれど、内心では色々考えながら【まだソロを知らない】彼らを見ていたのが切ない
でもルルにマカロンを口に押し付けられていたのは笑ってしまった。やめて差し上げて
最後、ルル達と再会するソロの様子まで見られて本当に感無量だった。泣いてしまう
何となく、このCDの内容を考えると、ワンドのシリーズとしての展開はこれで終わりなのかなぁと正直感じた。2本編共通HappyED後のソロとの再会、と言う唯一の描写の穴を埋めてきた訳だし。何よりそうなっても納得のいくお話だったので、今後移植や諸々が無くても個人的には受け入れられる気がする
Switchへの移行時期と言う微妙なタイミングにも拘らず、きちんと全シリーズvita移植を完遂して頂けて本当に有り難い
正直、オトメイト看板タイトルレベルの売り上げではない作品をここまできちんと扱うというのはなかなか大変な事だったと思いますし
8年以上追いかけてきた作品がちゃんとした着地を迎えられた事、嬉しく思います
プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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