乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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新しいのを買ったついでに過去のを整理した所、思いの外数が有ったので1年ほど遡って感想を纏めました
・もぐもぐCDシリーズvol.2 詠
・死神彼氏シリーズ 死神デート アメ
・いっしょにお風呂 VOL.03 うぶな彼
・初心カレ 不器用高校生~勇樹編~
・禁忌の棘 姉と弟 ※18推
以下ネタバレ注意
【もぐもぐCDシリーズvol.2 詠くんと肉じゃがもぐもぐCD (シナリオ:柚子みかん 出演:梶裕貴)】
タイトル通り料理を作って美味しく頂くCD
基本ツンツンしつつも結局凛には弱く、そして甘い詠。本編通りですね
調理・食事部分が全体の半分以上を占める上、その描写が丁寧でSEもリアルなため聞いているこちらもお腹が空く。聞くタイミングを誤ると空腹感で辛いのでその辺注意が必要
本編よりも先に発売されたのもあって、ネタバレ要素はほぼ無し。ただこのCDだけを聞くというのは、調理シーンの長さ的にあまりお勧めは出来ない。甘さ不足を感じそう
本編プレイ済みであれば双方の言動の端々に萌えを感じられると思いますが、それでも過度な甘さは期待しちゃ駄目かな…タイトル通りもぐもぐするCDと言う事をお忘れなく
主人公である凛の台詞を復唱する部分が多かったのはちょっと引っかかるポイント。余程長い台詞でない限り大体は推測できるので、そんな繰り返さなくても良かったかなぁ
最後のトラックで本当に5分カウントしていたのには笑った。トラック名に偽り無し。ただ実用性が有るかは微妙
【死神彼氏シリーズ 死神デート Re:BIRTHDAY SONG vol.3-アメ- (シナリオ:もち大福 出演:松岡禎丞)】
あやかしごはん同様ゲームに先駆けて発売されているので、ネタバレ要素は無し。大体のキャラ設定を把握してさえいれば、特に違和感もなく聞けるかと
久々の休みを一日一緒にのんびり過ごすお話。穏やかに萌えられる
一緒に過ごせて幸せだ、というのがありありと分かる声のトーンがとても美味
終盤、心に抱えていた不安を吐露するシーンは本編での彼の設定を思うと、切なさがジワジワと広がってくる。少し怯えながら、そっと触れてくるのがアメらしくて好き
ただこちらも復唱台詞がちょっと多いかな。しつこさを感じる程ではないけれど
【いっしょにお風呂 VOL.03 うぶな彼 JYUNPE (シナリオ:矢月いよ 出演:松岡禎丞)】
家庭教師だった主人公に「大学に合格したらご褒美として一緒にお風呂入ってほしい」となかなかにアグレッシブな要求をした彼
その割に、そしてタイトル通りに初心な為、あわあわしたり狼狽えたりしていて可愛らしい
家庭教師だった関係で基本先生呼びで丁寧な口調ですが、そこからの脱出を目論んでいるのもまた可愛い。子供扱い、弟の様な扱いされるのが嫌、でも先生に甘やかされるのは嫌いじゃない…という気持ちが同居してるのを本人が自覚している素直さが良い
基本的にとってもいい子なので、聞いていて安心感が有る
主人公はお姉さん的立ち位置が割と気に入っているのか、彼を構いたい素振りが見えます。スルー力が少し高めで、彼の告白を何度か流していたらしい。不憫な事だ
ちょっと抜けてる彼女の世話を焼きたくて、もっと危機感を持ってくださいねって優しくぷんぷん怒っているのが可愛らしい。一緒にお風呂に入っているとは思えないほどに健全です
本編とは関係無いけれど、フリートークの冒頭がなかなか攻撃力が高いです。ノーガードで聴くとちょっとマズイ。心の準備をしましょう
【初心カレ 不器用高校生~勇樹編~ (シナリオ:吉神あや 出演:松岡禎丞)】
演劇部1年の彼と部長の主人公の1年間のお話
文化祭や夏休みなどの行事の描写がしっかり有る分、時間の流れが分かりやすくて良い。彼が主人公を好きになっていく過程も同時に分かりやすい
この作品はとにかく松岡さんの色んな演技が聴けます。というか、演技をしている演技を聴ける
演劇部と言う設定上稽古や舞台でのシーンが各トラック必ず挿入されるので、幅広い演技を聴けて面白いし、単純に松岡さんの演技力に慄く
主人公はなかなかにアクティブな子ですね。そもそも最初の時点で彼を半ば強引に入部させる方向に持って行っているし、それ以降も何かと力強い。まぁ部長という立場上そう言った責任も有りますが
弱みを見せる事を嫌がったり、八つ当たり的な事をしてしまったり、卒業してしまう先輩の事を思って悩んだり、告白すると決めてすったもんだしたり、そう言う様子が等身大の高校生らしくて可愛らしいです
終盤でようやく恋人関係になるので、甘さは控えめです。ただその終盤になると、恋人になった事で余裕を得た彼からの攻撃を食らいます。関係を得た年下枠のそう言う言動はずるい
※18歳以上推奨作品
【禁忌の棘 ~姉と弟 艶色の音~ (シナリオ:上月はじめ 出演:蒼井夕真)】
義理ではなく実弟、そしてやる事はしっかりやっている。看板に偽り無し
姉が自分のヴァイオリンの腕に心酔している事も、自分が姉に向ける感情の異常さも理解しながら、ギリギリのところで「良い弟」でいようとしている切なさが美味でした。ややこしい感情を抱えつつも限界までちゃんと踏ん張っているのがとても良い
追い詰められて限界を迎えた後、色々諦めた結果半ば自棄になって、姉を敢えて追い込む様な言動を繰り返しているのが彼の苦しさだとか後悔だとかを感じていい意味でお腹が痛くなった
一方で姉も複雑で『弟の事を弟以上に想っているけど、同時に彼のヴァイオリンの腕に嫉妬していて、でもその才能を誰よりも愛しているし、弟として甘やかしてあげたい』というぐちゃぐちゃっぷり。弟よりも姉の方が内心の拗れっぷりが重傷。弟を拒否する事も見捨てる事も出来ないのが優柔不断に思えなくもないけれど、彼女の抱える感情を思うと同情心の方が勝る
途中「一体どう纏めるんだ…」と心配になったけれど、思いの外綺麗に、かつハッピーエンド的な形で着地してくれました。もちろん実の姉弟なんで世間体的にはハッピーも何も有りませんが、当人たちの精神面はしっかり綺麗に解決してくれたので、ほっとした
そして「良い弟になれなくて、ごめんなさい…」という台詞がそこまでの流れも言い方も含めて最高でした。ありがとう中の人
ちなみに兄も出番が有りますが、これを聞いただけでは彼の妹への恋愛的好意は正直ほぼ見えないので、三角関係ものが得意ではない身としては幸いでした
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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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