乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
相変わらずしっとり切ないお話
・システム
基本のUIはPC版のままです
vitaの画面でPC作品らしいデザインを見ると、より一層シンプルに感じますね…もうちょっと遊び心は欲しかったかな
ただそれよりも全体の挙動が非常にモッサリしているのが気になりました
立ち絵の切り替え、場面転換による背景の切り替えのタイミングで動きが滞ります
暗転のまま暫く変わらない事も有り、何かのバグかvita自体の故障か?と度々思いました
軽く感想を見てみた所私と同じ様な状況になってる方が複数いらっしゃったので、私のvita本体の問題と言うよりはやはりソフト側の問題の様です
サクサクプレイは難しい状況なので、その辺の快適さを要求する方はご注意を
・追加要素
各攻略キャラのオマケSSが5本、その中に追加スチル1枚ずつ
更に大団円的短編と高耶メインの過去編と文乃と市丸(黒)の過去編が追加されています
追加要素にはボイスは一切無いのがちょっと残念
攻略対象のオマケSSは本編中のやり取りやED後の甘い話だけではなく、切なさを感じられるお話もありました。攻略対象視点のSSが有るのも嬉しい
特に旭の話が好き
彼の抱えていた葛藤や苦しみ、かつての瑞希とどう接していたかなどが見れて良かった
唯一、直だけがBAD後設定のSSが有って驚いてしまった。そんな……殺生な……
恐らく彼だけがBADで双方存命、かつ生き別れもしていないからこそだったんでしょうが、なかなかにメンタルにきました。しんどいけど好き
高耶の過去編は彼と早苗の関係性、そもそも高耶はどういう経緯で早苗の式妖になったのか、主人公の両親はどんな人間だったのか。本編中で気になっていた事がしっかりと描写されていました
高耶が彼なりに早苗を大事に思っていた事も、早苗が高耶に抱いていた好意も分かりやすいからこそ、贄として犠牲になる流れは切なかったです
ただSSのタイトルでも分かる事ですがこの話はあくまでIFの世界です。最終的に早苗は贄にはならず、高耶の元に帰ってくる結末です
正直なところ折角なら本編に続く様に、早苗が贄として犠牲になった話が読みたかった。高耶だけではなく、父親も兄も早苗が贄になる事を避けようとしていたのに、結果それが叶わなかった話の流れを知りたかったし、彼女が消えたと分かってしまった高耶の描写も見たかった
「なんだかよく分からないが早苗は無事でした!」で終わってしまったので肩透かし感は拭えない
途中までの切なさが良かっただけに尚更
文乃編は贄に関する話題は特に無く、過去の彼らの日常の一幕でした
村人を救う為とはいえ大分迷惑な約束をしてしまった文乃ですが、この話で彼女の性格が見えた事で「贄として自分の生まれ変わりも犠牲にする」選択をした事にはなんとなく納得がいきました
人間社会に不慣れな市丸がなんだかんだ言いつつも文乃の価値観にちゃんと寄せながら、彼女に好意を見せていたのは可愛らしかった
流石に今度こそvitaタイトルは終わりかなぁ。他に移植しそうな作品も無いし
一先ずvita本体が何の問題も無く動いていて良かった
Switchに移植はしないであろう作品も多いので、末永く頑張って頂きたい
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
最新記事
(11/06)
(07/02)
(05/03)
(04/10)
(02/05)