乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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白竜の花嫁 紅の忌み姫と天の覇者 (一迅社文庫アイリス) (2011/06/18) 永野 水貴 商品詳細を見る |
正直カゲローさんのイラストにホイホイされて公式サイトに飛んだ
そこで異種間恋愛モノと判明したのでドキドキしながらぽちりました
こう言う少女向けラノベ?は初めてだったので自分に合うのかどうか色んな意味で心配でした
そもそもラノベ自体がホライゾンで何年振りか…って言うレベルだったし
でもそんな心配は無用でした
個人的に合う文体だったていうのも有るし、メインキャラの言動がしっくりくるし、異種間恋愛というテーマも好みな形そのままでした
差別やグロ描写が多くは無いもののしっかりと挟まれていて、それも嬉しい誤算でした
もっと生温いかと思ってた
澄白が本当にいい子で
それまでの境遇からネガティブ思考に陥りやすい子だけど、相手を気遣えるし、その土地の権力者の娘らしくいざという時はきちんと前に自ら出て意見を言えるしっかりした部分もある
自分を保護してくれただけ、と思っているシュトラールに対してそれ以上の踏み込んだ感情は抱いてはいけないと自分を抑え込めようとする健気さもかわいらしい
一方シュトラールは竜の中ではまだ幼い部類で、でも人である澄白から見たら理知的で頼れる「尊敬」を抱く人で
人間と感覚や常識が違うからたまに突飛に思える行動をするのが可愛くも思えたり、素でびっくりしたり
「愛が分からない」と言いながらも、読者視点だと嫉妬している様子がありありと見てとれるのが何と言うかもう……
自分を止めようとしている澄白との対比が溜まりません
3巻の予定は有るのかな…今後どうなるか楽しみでありつつ少し不安も
1巻2巻それぞれ重要な男性キャラがサブとして出てくるけど、二人ともが澄白の心に何かを残していっていて
それすらも嫉妬してしまうシュトラールがどう動くのかなぁ
永野水貴さんは他にもいくつかシリーズものを出している方の様なので、追々他の作品も集めていきたいです
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プロフィール
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木下あんこ
性別:
女性
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