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乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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ツイッターでの評判がなかなかいい感じだったのでついうずうずしてポチッちゃいました
PS2版のあまりよろしくない評価も聞いていたけど、楽しめました
ノワール可愛い


まずはネタバレにならない範囲で感想を

基本的なシステムはいつものオトメイトです
良くも悪くもいつも通り。特筆すべき部分は無いです
ただいつものオトメイト作とは違うのは戦闘描写
戦闘立ち絵+戦闘エフェクトスチルで終了ではないです
まず戦闘用立ち絵が多いです。正面だけじゃなくて横顔、後姿、振り向きがあります
それらを左右に動かすことでどのキャラがどう動いているのかを分かりやすくしてくれています
場合によってはノワールの立ち絵も使っていて、更に登場キャラの立ち位置が分かりやすくなっています
乙女ゲーの戦闘って言うと主人公が実況役になったり、結局何が起きたのかよく分からない…って言うのが多いけど、ANではそう言うのはとても少なかったです
今後ほかのオトメイト作もこうなってくれればいいな


PS2版EDだけだとなかなかな感じですが、追加されたエンディング、スチルで甘さはきちんと確保されています
後付けの割には思っていたよりも無理やり感無くハッピーエンドに収められていました
なので乙女ゲー的甘さ不足が心配、って思っている人にも勧めやすいかも
ただ流血描写が苦手な人には絶対勧められない
攻略対象だけじゃなく主人公にも流血立ち絵が用意されているし、派手に傷ついているスチルも有る
他人のルートでは攻略対象も死にまくるし、その手の描写が苦手な人は無理だと思います
攻略対象が主人公を傷つけるシーンもあるし





以下ネタバレ込みの感想なのでご注意を

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乙女ゲーでここまでシビアな描写するとは思わなかったなぁ
戦いの世界で生きているんだなって言うのがちゃんと分かる。生温くない
主人公がここまで物理的にも傷付くとは


ノワールは閉鎖的な世界で育った子だから一般的な知識がほぼ無くて、外の世界に行くと知らない事だらけで傍目にはボケボケの言動を繰り返します
それが可愛くて可愛くてだな
そしてそれに絆される男たち、って言うのが基本的な構図です
ノワールはとても良い子ですが、いつものオトメイト作通りキャラとしての個性が強いのでそう言うのが苦手だときついのかな
攻略対象もあまりにも過保護と言うか、良いとこどりしすぎなソードと、変態的で場合によってはラリッてしまうクリムソンがネックでしょうか
ラリッてるのを初めて見た時は心底びっくりしたw
エル、ナイヴス、レインはそこまで癖は有りません。ゼクスは特殊な立ち位置にいます。作品全体の核は彼かなぁ


「ノワール、君、隻腕の男は好きかい」
「弟は死にましたが、オレには新しく妹が出来るそうです」
物凄く強く印象に残ったのこのふたつのセリフ
どちらも他人のルートで出てくるから気が抜けません
ANはさらっとこう言うセリフをぶち込んでくるから怖い。素晴らしい
PSP版追加部分では色っぽいシーンもサラッと入れてくるし、そう言う意味でも油断ならない



PS2版だけを見たら乙女ゲーとしてはちょっと…となりますが、今回の追加要素分も考えるとそう言う問題は無くなったと私は思ってます
なので購入を迷っている方の背中を押してしまいたいです
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