乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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1章丸々プレイできる体験版で見事にホイホイされた
発売少し経ってからこうして長めの体験版を出す事の有用性の高さを身を持って証明してしまったので、他社もこの流れに乗ってほしい
まず私は遙かシリーズは2と3しかやってないし、そもそもネオロマ全体で考えても直近がコルダ3無印(2010年)と言う一昔前の感覚で最新作を比較するしかないのが何だか申し訳ないけれど、でもやってない作品と比べる事も出来ないので仕方ないのだ
・システム
基本的なシステムはコルダ3と同じ(だと思う)
全体的に便利に作られていて、クイックセーブ&ロードが全然クイックじゃない事以外は不満は無い。選択肢までのジャンプ機能も有るので2周目以降はサクサクだ
戦闘システムは2や3の時とは大分変っている
それぞれ札(カード)が設定されていて、ダブったりいらない札を食わせる事でレベルを上げていく……完全にソシャゲだわこれって感じ。その為育成の流れは一度理解してしまえば悩む事も無いので気楽だった
ただ肝心の戦闘がどうにも退屈。基本は敵を味方同士で挟んで技を出して倒していくんだけど、これが面白みを感じられず、かと言って「クソシステム!!」と吐き捨てる程ではなく、ただただ淡々と駒を進めるのみで常時真顔だった
3の時の様に庇うシステムも有るんだけど、演出的に庇ってるのも庇われているのもカード状態なので、いまいち萌えに繋がらない。普通にキャラの立ち絵やポリゴンならもうちょっと萌えられたと思うんだけど
ただ基本的なシステムが親切なのは戦闘面でも同じで、戦闘が億劫な人は2周目以降は飛ばせる仕様だし、逆に戦闘もやりたいって人の為に周回する事で獲得できる札も用意されてる。プレイヤーの意思を尊重しているシステム設計でそこは凄く良いポイントだと思っているんだけど、いかんせん根本の戦闘そのものがほんと退屈だったので、どうにもこうにも微妙感は拭えない
・シナリオ
ボリュームは過去遙かと比べると薄い印象
と言うのも主人公の梓の立ち位置をユーザーが選べない。シナリオの流れに沿ったまま、序盤は鬼陣営で、中盤以降は軍陣営で過ごし、基本的な流れは全ルート共通。遙かはもう少し自由度の高い作品のイメージが有ったのでこれはちょっと残念だった
梓は自分で考え一生懸命に動いているんだけど、客観的に状況を見てみるとただ流されているだけ、と言えなくもない感じになってしまっている
あとは歴代遙かの「白龍の神子とその八葉」と言う設定をわざわざ崩した必要性がシナリオ的に薄かったのも微妙ポイント
結局やっている事は歴代白龍の神子達とそう大差ないし、「八葉ではない攻略対象達」も最終的になんやかんや有って八葉になっている為、何故わざわざここを変えたのか…?と思ってしまう
八葉のサポート不要な黒龍の神子の設定を活かして、攻略対象と一対一でずっと行動するとか、そう言うパートが欲しかったかな
梓の「軍によって召喚されたと思ったら、その警備の怠慢により鬼たちに攫われ、その後勝手に力を行使され他者を傷つけてしまい、その事を軍陣営に謝る事になる」って言う理不尽な流れに序盤は正直ちょっと苛々した
鬼サイドは「もっとちゃんと目的やら何やら話して大義名分を与えて梓の意思を聞けよ!」って言いたいし、軍は軍で「そもそも攫われたのはあんたらが仕事サボったからでしょ一言くらい謝りなさいよ!」ってプンプンしながら見ていた
序盤の主人公へのシナリオ的理不尽さなら2の花梨とタメ張れるレベルじゃないかな……。ただ軍に戻って一度謝った時点でその話は終わった事になるので、それ以降は特にストレスも無く過ごせて良かった
3章途中までは股掛けプレイが可能ですが、正直お勧めはしません。と言うのも、この3章の段階でキャラによってははっきりと好意を自覚してしまうんです。けれど8月7日の段階でルートが確定され、選ばれなかったキャラはそれまでの恋愛的イベントは完全に無かった事になってしまいます
自覚した恋心には全く触れず他キャラと梓の姿を見る事になるし、梓も梓で全然気にしなくなるので、プレイヤーのやり方次第では何とも言えない引っ掛かりが生まれかねません
なので股掛けするなら2章までにするのをお勧めします
恋愛面は流れはとても丁寧で、しっかり繋がった良いシナリオだったと思う
基本はぶつ切りの短いイベントが合間合間に発生する流れだけど、その小さなイベントが繋がっていて、そして終盤しっかり纏まっていた。二人でやった事とか、細かなセリフとか、そう言うのがラストに回収される様は気持ちよさすら感じるレベルだった
正直大きな起伏は無いし、驚きも薄いんだけど、その分無理も少なく自然なシナリオだった
以下各キャラネタバレ
・ルード
ダリウス狂信者状態の彼だけど、梓に対してしっかり気持ちを向けていたし、ダリウスに対しても何故そうなったのか?って言うのが納得のいく理由で良かった
最初はダリウスに梓の世話を命じられたから、と言うただそれだけの理由で接していたのに、徐々に絆されていく過程は美味そのものだったし、その後愛宕山でダリウスがやらかした結果、梓との関係がギクシャクしていくのもまた美味
軍に渡った梓を自分たちの元に取り戻す為彼女に会いに行くけれど、命じられた訳じゃなくて彼の一存だからダリウスの革命()の内容を言う事も出来ず説得が上手くいかず平行線を辿り続けるルードくんの心境を思ってはずっとウハウハしていた
梓を自分の結界で守る→結界を使っての雨宿りイベントの流れが素晴らしかった。「ルードくんが私の世話をしてくれたのは、ダリウスに命じられたからだって分かっている」と言う事を梓に言われてむっとしたように押し黙る姿とか、両片思いカプの醍醐味を久々に味わった気がする
ただ「元々は鬼の首領になる身だったが力が足りず苦しんでいたところを、自分が首領になる形で救ってくれたダリウスに心酔した」と言う流れには正直マジかよ……?ってなった。ダリウスに何かもっとどす黒い思惑が有ってルードを首領の座から落としたのかと、この時はゾッとしながら思っていた。結果としては別にダリウスはそんなつもりは無かったっぽいので良かったけれど、そのルードはダリウスの従者みたいになっているので、状況だけ見ると色々ヤバイ様に思えてしまう
まぁ何にしてもルードにとってダリウスは救世主みたいなもので、同時に自分が目指していた「理想の鬼の首領像」が具現化したような存在な訳で。だからこそダリウス絶対至上主義だし、「ダリウスさまは間違えません、完璧です」と言えてしまうんだな…だって理想だもんな……そこが崩れたら、それを目指していた過去の自分も一緒に崩れてしまうもんな…。しかしダリウスは完璧とはとても言えない人なので、ダリウス信者発言をするルードを見る度何とも言えない気分になっていた
そこからの脱出の流れも綺麗だった。梓だけでなく、人間の「先生」と呼ばれる存在と交流する事でルードの意識が変わっていくのは、お約束と言うか予想の出来る流れだけど、その分綺麗な纏まり方をしていた。梓が何度かルードを先生を呼んでいたのが繋がるのも良い
ラスト、自分を選んでほしくて必死に自己PR(早口)をする姿には萌えながら笑った。余裕はかなぐり捨ててきたルード
まだ15歳なのが末恐ろしさマックスです
・コハク
記憶喪失って事だけど、その格好と言動でなんとなく予想していた通りの出自だった彼
基本的に明るくて素直で、それでいて状況把握能力が高い。おねだり上手で働き者。一応は年下の梓をさん付けで呼ぶのも可愛らしくて好き
コハクが記憶を取り戻していく流れがまた自然だった。何か大きな事件が有って一気に思い出すのではなく、梓と一緒に色々見て回って、そこで手がかりを少しずつ掴んでいくのが良い。同時に二人の関わりが深くなっていくのも分かるし
その後思い出した記憶が暗いもので、コハクが「もうこれ以上は良い」って逃げの姿勢になってしまった時の梓の言動が最高に素晴らしかった
ただ根拠もなく「記憶は思い出さなきゃダメ!」と言うのではなくて、コハクの今のこの明るさが有るのは過去の人生が暗い事だけでは無かったからだ、と考えて彼の背中を押してあげてるのが良い。そうやって自分を信じてくれた人にコハクは救われただろうし、だからこそ梓を女神様と呼ぶのも納得だった。コハクにとっての梓は文字通り女神だったのだ……って天を仰いだ
過去を受け入れてからのコハクはその献身っぷりを存分に発揮していた。あまりにも眩しくて目が潰れるレベル
梓への好意をしっかり自覚して、それを彼女に告げつつも「あなたを無理に奪うのは何か違う気がして」と返事を求めず、元の世界の家族を切り捨てられない梓の意思を尊重していたのがたまらなく萌えた
コハクが梓を「自分とは違う綺麗な存在」として大切にしていたいという気持ちが言動から溢れ出まくっていて、そう言う関係性が大好きな私は萌えの大爆撃を受けた状態で常時瀕死だった。「あなたとの思い出が近くにあれば、いつでも甘えられるから」とか「おれの名前だけでもいいんだ、あなたの記憶に残して」と言うセリフがあのエンドで繋がった瞬間、涙腺がこうブワッときましたね
正直乙女ゲーの終盤で攻略対象が記憶失うネタって地雷並みに苦手なんですが、コハクルートはそれまでのイベントでしっかり伏線を張り、かつ記憶を失うのが主人公側だったからかとんでもない萌えを摂取出来ました。自分でも驚くレベル
完璧な形で幸せにはならないエンディングだけど、ただ本編での流れを考えると二人なら大丈夫だろうと素直に思える
・虎
本当にネオロマキャラか…?と疑うレベルで金!女!!って感じだった彼
結構序盤から梓に物理的…………肉体的?にちょっかいをかけていて、割とハラハラしながら見ていた
けれどそこは流石にネオロマと言うかなんというか、ギリギリまでは行っても決定的な事はしなかったので、そうと分かってからは安心して見られた
ちょっとでも気を抜いたら噛み付くぜってキャラでありつつも、梓との距離のつめ方は健全且つ堅実で何とも言えない可愛らしさを感じた
卵焼きのイベントが結局エピローグまで繋がっていたのも素晴らしい。この丁寧さ、物凄く安心する
借金返済時、村雨がただただ人として心配していたのには笑った。村雨めっちゃ良い人だな…
梓に徐々に絆され、そして惚れた方が負け、と言った感じのあの川でのイベントは美味でした。呆れつつも、それが彼女らしくて良いと思ってしまう事に自嘲しているようなあの表情は最高。その後梓本人に「どこまで手を出して良い」と聞いたのには笑ったけれど
彼は亡くなったお父さんのその死因究明のために金を稼いでいましたが、その結末と落としどころにもナルホド!!!って膝を叩いた。正直結末だけだったら微妙に不完全燃焼な感じでしたが、その後の落としどころが見事だった。虎らしさも失わず、それでいてしっかり着地していた
EDであっさり現代行きを選んだのも彼らしい。実際何の問題も無くやっていけそうだし
・有馬
絵にかいたような堅物軍人。曲がった事が大嫌い!と言う、少々生きづらそうな彼
最初の方で軍人に謝らされるのが納得いかない、と言ったけど、ただまぁこうする事でこの事はおしまい!としてわだかまりを解いておくという意味では彼の選択も割と納得ではある
基本的に生真面目なのでいつデレるのかな…と思っていたら、まさかのループイベント発生でここでグッと梓が踏み込んで行った
しかし50回も同じ一日を繰り返しながらもそこまで疲弊してなかったっぽいのに彼の精神の強靭さを目の当たりにした気分だった。いや、もっと死にそうな気分になっててもおかしくないよね…?そこで梓と言うイレギュラーな存在に出会ったのに大して驚きもしない有馬隊長、凄い
ダリウスさんが突然梓を攫って行ったのには笑った。あんた他人のルートで何してんだw
恋心を自覚してからもその堅物さは変わらず、じれったさに拍車がかかっているのが有馬らしい。彼は独りよがりで話を聞かない部分が有りますが、その分どこまでも真面目で、そこがブレていないのがとても好感を持てる
梓がホームシックにかかった、と言う事をしっかり最後まで覚えていて、彼女が元の世界に帰るのを見送るまでが自分の仕事、と考えて動いている。周囲の人間には自分の気持ちを堂々と言えるけど、当の梓には隠したまま見送ろうとしちゃう。生きづらい奴だなほんと…
秋兵のフォローが無かったら帰還エンドで終わっていた。ありがとう秋兵
その流れからの告白でのすったもんだには笑いながら萌えさせて頂いた。もう知らない!ってちょっと自棄になってそのまま帰ろうとする梓可愛い。勲章をはなむけとして渡す有馬の斜め上っぷりも微笑ましい
有馬は最終的に価値観があまり変わらないのが、彼らしくて逆に良い
・秋兵
有馬とは対照的な気障軍人
でもその気障さを女性を口説く事だけに利用しているのではなく、精神的に大変な立場になっている梓の気を解す為に使っているのが秋兵の良い人感を増し増しにしている
ただあまりにも完璧に演じるので、その劇団ひとりタイムは大体「お、おう…」と半ば呆然としながら見守っていた
けれどこの演じる事がただのお笑い要素ではなく、秋兵にとっては本来の自分をそのまま表現するより、求められた何者かを演じる事の方がよっぽど簡単な道なのかな…とプレイヤーに思わせる要素となっているのが憎い。演じる事に慣れている秋兵は同時に相手からの拒否にも慣れていて、ちょうど良い逃げ道も用意してあげている。その事に気付いた梓が中盤「疲れませんか?」と言葉をかけていたのに全力でガッツポーズする勢いで興奮した。コハクルートでもそうだったけど、梓の攻略対象をしっかりと見た上で最適の気遣いの言葉をかけられる個性が凄く好き
秋兵は参謀総長の息子と言う立場を必要であれば利用するけれど、でもそれを良しとは思っていないバランスが良いですね。同時に梓の神子としての立場を自分の個人的な事には使いたがらない。彼は多分根本的に軍人には向いていない人なんだろうな……。色彩がテーマになっているという事は、梓と恋をする以前の彼にとって世界は色の抜け落ちたものだったというのもまた萌えと切なさを感じる
色々な事が多少落ち付き、恋心もしっかり自覚してからの秋兵はめっちゃグイグイきた。けれど告白してから、梓が故郷を捨てる決心がついてないと察するとスッと身を引くのが秋兵の優しさと演じる事の上手さを表しているように見えて切ない
その後彼はラストまで身を引き続け、梓を現代に帰そうとする。僕はもう大丈夫です、と言ってるけど、どう考えても大丈夫じゃない。寂しがり屋の自分を隠す秋兵に「違う!もっと自分をさらけ出せ!さぁ!やれば出来る!」と私の中の修造が騒いだ
このルートの梓は一度現代に戻り、おばあちゃんに挨拶をしてからもう一度過去に飛んでくる。一度手放した梓が自分の為に戻ってきた秋兵の心境を思うとニヤニヤマックスです
ただエピローグで速攻結婚してたのにはたまげた
・九段
おもしろ枠だとは思いませんでしたねぇ……
彼は星の一族である事を何よりも優先して生きてきたからか、色々感情の機微に疎い。自分の事も含めて
千代が保護者の様になっていて笑った
梓にビンタされてから色々と認識が変わっていく…と言うか一気に梓に懐くのがなにか動物の様で可愛らしかった。ドレス姿に上手な反応を示せなかったから、とやり直しをしたのには笑った。梓共々癒し能力高すぎる
ただ私の萌えポイントとは微妙にずれていた為か、正直あまり恋愛的な事が印象に残っていない。それでも千代がどうなったのかと言う事をしっかり表現してくれたのと、意外と男らしい所もある事が分かったのは収穫だった
・ダリウス
九段とは違う意味でおもしろ枠だったダリウスさん。戦犯は仮面
愛宕山で盛大にやらかした彼ですが、虎も言っていたようにあんな事するなら最初から力でねじ伏せ言う事を聞かせておけば良かったし、或いは梓の淡い恋心を利用して騙し通せば良かったんですよね。でもそれが出来ない弱さが有るからこそのダリウスさんです。彼の精神的なバランスはキャラとして凄く魅力的なものだと思う
「ちょっと力を行使しただけ」と言って梓の意思を奪って他者を傷つけさせたらそりゃあ拒否られて当然なのに、梓に避けられて傷付くわ軍陣営と仲良くしてるの見たら嫉妬してるわで「心狭ッ!!」って何度も思わせて頂いた。仲直りしてから再度歩み寄っていく段階での梓の心の広さが半端無い
ルードから見たら完璧な首領であるダリウスさんだけど、全く以ってそんな事無いのが当人ルートで全力で分かって面白さと萌えがない交ぜになってちょっと忙しかった
しかし何よりもしんどかったのは仮面です。あの仮面。恐らくはアクラムが使ってたあの仮面的なものなんでしょうがまぁビジュアル的にしんどい。何度見ても腹筋が震えて話が頭に入ってこない。その癖本編では真面目なシーンで出てくるからとても気が散る
キーアイテムである仮面は終盤その出番が多くなり、それだけで私は大変辛かったのに、更にシナリオの流れがまたジワジワと面白くて終盤息切れしていた
暴走した仮面(?)を無事破壊したけどダリウスは昏睡状態に陥ってしまった……ここまでは良い。まだ真面目だ。ただそのダリウスが大量の花に囲まれて眠っている眠り姫スチルが出てきた時点でお腹が痛くなったし、梓にキスされて1年の昏睡から目覚めるとか完全に逆だろ!!!ってシチュエーションで椅子から転げ落ちる勢いで笑っていた。しかもそのままエピローグで速攻結婚していたのでもう何が何だか分からないけど面白いからいっか!!!って気分だった
正直ダリウスルートは他と比べるとシナリオの纏まりがイマイチだった。それも有って萌えたかと聞かれるとうーん……となってしまうが、面白かったかと聞かれたら全力で頷く、そんなお話でした
・村雨
そう言えば今回は現代出身キャラが神子だけだな……と思っていたら彼がそうだった
村雨さんは初対面時で梓を神子としてではなく、ただの小娘として認識して、同情を寄せていたのを見てこの時点で私の好感度はほぼカンストした
虎ルートでもそうだったけど根本的に良い人で、それが言動の端々から分かるので安心感が凄い。35歳と言う驚きの年齢ですが、その年齢にふさわしくしっかり大人を演じてくれた
一度梓を拒否するものの、それでもへこたれなかった梓に折れた村雨さんの照れっぷりは可愛らしかった。そうなってもしっかり線引きはして大人として振る舞う彼は偉い。お互いの仕事が終わるまでそう言う事はしないと言い切ったのにはなんだかちょっと感動すらした
ただ現代での梓を映した写真が出てきた時に「え…ストーカー…?」って思ってしまったのは大変申し訳ない
梓に何度か言われていたけど村雨さんはずるい男です。ただの小娘が、と同情を寄せていたその認識を、恋愛面にも持ち込むのもズルいし、気障な事を言ったりしたり出来るのもズルい。でも一番ズルいのは、ラストで帰還を選んだ梓に「応援してるよ」としか告げないあのアッサリさだと思う
「おてつき」発言に動揺を隠せない八葉たちには笑わせて頂いた。虎が結構マジな感じでキレ気味で、ダリウスがショック受けてるっぽいのが面白いし、一方で特に反応を示さない年少組のブレなさも良い
やる事が有るからと残留を選んだのは良いけれど、政治家ってのが不安を感じてしまう……リアルな事を考えてはいけない案件だ……
無事トロフィーもコンプしました
派手な事やインパクトのあるイベントは有りませんが、それでもしっかり纏まっていた良い作品だと思う
恋愛面も互いの歩み寄りの描写が丁寧なので、何故惚れたのか?と言う様な引っ掛かりもほとんど生まれなかったし
体験版に釣られて本当に良かった
次は忍恋vitaです
隠し扱いの半蔵が楽しみ
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木下あんこ
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