乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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戦場の円舞曲に続きオトメイト新作
新作を2週連続で出すのはやめてけろ
・難易度
愛キャッチ・好感度確認画面が無い為、ほぼ勘に頼るしかない
とは言え共通ルートは分かりやすい。お目当てのキャラに関わる選択肢を選べばいいだけ
個別に入っても比較的分かりやすい部類だと思う……けど、ルパンルートで一度ノーマルエンドに辿り着いたので油断は出来ない
1回クリアすると任意の章から好感度調節した上でやり直しがきくので、そこは便利。戦場の円舞曲のクロニクルモード程細かい設定は出来ませんが
・システム
ルパンは他4人攻略後にやっと解放と言うなかなかハードな制限付き。彼目当ての人はお気を付けて
基本システムは戦場の円舞曲と大差ありませんが、こちらはキーコンフィグが可能。スクショ撮るとオート機能になってしまうのが地味に鬱陶しかったので、これは有り難い
UIも凝っていてとても可愛い。特にギャラリーページのトランク。しっかり差分まで有るし
特定のルートにしか出てこない演出も地味に凝ってる
・ボリューム
共通部分がとにかく長い。全13章中8章までが共通
1章分が短いとはいえ体感的なボリュームが凄い
でもキャラ個別のイベントが少ないので、2週目以降は7割以上スキップ可能
個別は各5章。大体3時間程度でクリア可能
ルパンの制限のきつさを考えるとこのくらいの長さが調度良いかなぁ
・シナリオ
アダムとイヴ、円卓の騎士、賢者の石、切り裂きジャックなどなど、壮大なネタが各ルートで出てきたのは驚きだった。そしてそのネタたちをラストのルパンルートで綺麗にまとめ上げていて感動した
ルパン以外の4人は、トゥルーエンドを迎えてもカルディアの問題の根本的な解決までには至りません
基本的に彼女の毒はそのままなので、触れあう事すら難しい状況のまま。てっきりルパンルートクリア後何かしら追加が有るかと思っていましたが、特に無かった
毒の事が綺麗に解決するのはFDを待つしかないのか…?
本編もカルディアの毒の事が有る為、身体的接触も少なく比較的糖度は控えめな印象
その上で予想外にもシリアス・重い話が続く。控えめ糖度+シリアスさのバランスが合わない人にはしんどいかもしれない
ルパンルートは他4人のルートの事も織り交ぜた話になっています。その上での大団円ED
ギチギチの制限をかけるのも納得のお話でした
乱暴な表現になりますが、正直この作品はルパンゲーだと思う
メインヒーローの彼がしっかりメインとして存在している。カルディアの物語を始めたのも彼、完璧な解決に導いたのも彼。他ルートでも彼のメインヒーローっぷりは揺らがない
制限がきついですが、ぜひ彼のルートまでちゃんと見てほしい
以下キャラごとの感想。ネタバレご注意
・ヴァン
彼の性格、解決すべき問題、そしてカルディアの毒が合わさった結果一番低糖度のルートに
公式にも有る通り、まさに「追いかける恋」でした
ヴァンはルート入った時点で既にカルディアに好意を抱いてます。分かりにくいけど、なんだかんだしっかり想っている
でも、だからこそ離れようとする…そしてそんな彼を必死に追いかけるカルディア……
公式の文句通り常に追いかけていた。物理的にも
ふと見せる表情や声色の優しさにときめきと切なさがギュンッときた
終盤明らかになる事には正直驚いた。ラスボス役はなんてことをしてくれたのかとビビると同時に、共通部分でギャグ的に演出されていた例のアクションの派手さにも納得がいきました。なんてこったい
ED後、色々なものから解放されたヴァンはさぞデロ甘になるのであろう…とは思いますが、結局カルディアの体の事は全く解決していないのがもどかしい
・フラン
彼はキャラのブレもあまりなく、最後まで穏やかで優しい人です
終盤の流れは熱い上に萌えもしっかり有った。ルパン以外の4人だと、フランが一番糖度が高いと思う
クライマックス直前のやり取りはじんわりときました。素手でカルディアに触れつつ、しっかり言葉で表現する。フランは本当に優しい
彼のルートはヴィクトリアとレオンハルトのやり取りが素敵すぎる。ここでしっかり彼らのやり取りを表現したからこそルパンルートで更に燃えが大きくなる
フランは彼の設定をしっかり生かしたEDでした
毒の事も有る程度どうにか出来るようになっていたし。お陰で更に甘くなっていたしw
・サン
色々裏が有るだろうとは思っていましたが、予想外の方向性だった
まさか円卓の騎士ネタまで出て来るとは…
不老不死・黒死病・アダムとイヴなどネタに事欠かないルート。なかなかてんこ盛りですが、その割に綺麗に纏まっていました
他ルートで「無辜の民を犠牲にしたくはない」とかサラッと言っていて震えた。彼の過去を思うと洒落にならん
ルート冒頭サンはカルディアを殺そうとしますが、その後の二人のやりとりが結構深い部分も有って面白い
終盤のカルディアはほんと強い子。オムニブスおばあちゃんもびっくり。そしてラストのスチルが美しい
ED後、監視人としての役目から解放された彼は自分の独占欲の大きさもさらりと口に出来ちゃう。ちょっと驚いた
ルパンルートノーマルエンドの語りべが彼になるのが、どうにもこうにも切ない
・インピー
共通のテンションほぼそのままなので安定感半端ない
とにかく明るくて前向き。そして優しい
しかし吸血鬼と言う正体が共通部分で察せてしまうのは如何なものか。もうちょっと隠せw
スカイダイビング中、てっきり吸血鬼らしく羽が生えるのかと期待したのにそんな事は無かった。スチパンの世界観を壊してしまうからなのかな…
彼のルートはテンションの高い変態科学者に翻弄されまくり
ギャグっぽいですが、ネモとインピーはある意味似た者同士でもあるので、ラストの流れは切ない
ノーマルは死亡エンドにも拘らず、どこか前向きで、明るいのがインピーらしい
・ルパン
制限のきつさから期待値が上がっていましたが、それを軽々越えてくれるお話でした。ありがとうルパン
物語冒頭の「あなたに触れてみたい」と言うカルディアの言葉がしっかり回収された
もうそれだけでも満足なのに、他4人のお話もしっかり拾って、解決に持って行っている。サブキャラたちにもちゃんと見せ場が有る。素晴らしい
カルディアは自分の好意に暫く無自覚ですが、ルパンの方は大分早い段階から自覚しています。ある時点まではそれを隠してカルディアに接していますが、実はこっそり…と言うあのスチルが本当に可愛くてもんどりを打った。帽子いい仕事してる
何度殺しても死なないフィーニスがホラー染みていましたが、演出的にはラスボスお父様の方がホラーだった
彼が狂ったきっかけは理解できますが、行きついた先がちょっとスケールデカすぎてあまり同情は出来ないというのが正直な所です
一方でフィーニスにはどうしても同情してしまう部分が有ったので、最後の最後、彼にも救いが訪れたのは良かった
ルパンEDでやっと毒の事も解決するのでほっとします。EDスチル素晴らしや…
・ショルメ
攻略キャラではないし、意外と出番も多くはなかったんですが、その正体にびっくりした
シャーロックホームズってお前
落ち着いて考えてみたらヒントは随所に有ったんですけどね…あまりその辺の事に詳しくないので全く気付いていませんでした。ネタ晴らしシーンで本気で驚いた
そして彼のライバルと言ったら…?と言う流れですね。通りで意味深な言動が多いわけだ!全然察してなくてごめんね!
PVの冒頭で何故彼が語り役をしているのか、そして何故蒸気機関車内なのか。その理由がちゃんと有った訳ですね
コンプスチルはmikoファン歓喜の内容ですね
アルコバレーノ以外はプレイ済みなので正直めちゃくちゃテンション上がりました
ルパン以外の4人も毒の事が完全解決したお話が見たいので、ぜひFDを…
仲間内の下らないやり取りも楽しい作品なので、今後とも展開が続くといいなぁ
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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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