士業エドテンセイ.com 隠れ蓑 死神彼氏 Un:BIRTHDAY SONG 感想 忍者ブログ
乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



リバソンがなかなか良い感じだったのでこっちも…と思ったらちょっと残念だった


リバソンがメインで、アバソンが番外編ってのは最初から公式で言われていたけど、まさにその通りだった
シナリオのボリュームも内容も、どうしてもおまけ感が拭えない
単純に1ルート分が短いです。その上リバソンより攻略キャラも少ないので、どうしても割高さが気になってしまう。これでもうちょっと安かったらそう言う物として受け入れられたと思うんだけど
EDも複数あるけど、内容はほぼ同じなのも残念。ただのエピローグやないか
シナリオも、特にゼンとリッカはちょっと雑な印象
作中の経過時間が1ヵ月+当初ほとりは静流が好き、という設定なので、そこからゼンorリッカに惹かれていくって言う描写が説得力不足かなぁ
単純に好きになるってのは理解できるんだけど、その後の人生も捧げる程の大きさはどうしても感じられない。特にリッカEDはなかなか重い決断をしてるので、なおさらそこが気になる
リバソンのアンサー的なもの、って言うコメントを見た記憶が有るけど、これに関しては正直よく分からない。どの辺がアンサーだったのか…

静流ルートの流れは結構好き
彼はメインヒーローと言うかデフォ惚れ枠の特権か、色んな意味で恵まれていた印象
サブキャラのソラとの関係性も丁寧だったし
ただ相変わらずEDは空気読めてない感じ。挿入歌としてクライマックスシーンで流れるから正直ちょっとズコーだよ!!


以下諸々ネタバレ

拍手[2回]






これは静流のED3がアバソンにとっての正史扱いって感じだよなぁ
静流とは死別し、それでもその後の人生穏やかに、幸せに暮らし、気付いてはいないけど孫二人がゼンリッカの転生した姿。最期は死神になった静流に看取られる……うん、悲恋って言う土台の上に成り立ったハッピーエンドだ
こういうのは結構好きだから、色々モヤモヤした部分がちょっと吹き飛ぶくらいには良かった。ちょうど良く最後に確認した個別EDだったし
このEDはラストの静流とのやり取りが素晴らしかった。中の人の演技も切なさ大爆発でほんと良い
限定盤冊子SSで分かる事だけど、この直後静流も転生して新しい生を受ける。そこできっと、ほとりと何かしらの形で繋がるんだろうな…と素直に思える、良い流れだった
ソラの存在も凄くバランスが良かった
血の繋がらない兄で、幼いほとりに精神的に救われて、死後も彼女を見守ってる。本人のモノローグにもあったけど、「その感情が恋なのかどうかは正直分からない」て言うバランスは好き
ただ頭がおかしくなってしまったお兄ちゃんではないって言うのはほとりに対しての優しい声音でありありと分かるし
「生まれ変わっても、どんな形でも良いからほとりの傍にいたい。でも出来れば、ほとりと恋をしてみたいかな」というED3後モノローグは素敵。声色もずっと優しい感じだし、どういう種類の感情なのかはともかく、どこまでもほとりを大切に思ってるお兄ちゃん。幸せになれよ


ゼンの前世は盲目のピアニスト。色々有って実際は死んでなくてずっと昏睡状態にあり、実はほとりが初めて好意を抱いた相手
EDで目覚めた現世のゼンが死神時代の記憶を保持してるのは、中途半端な死で、魂がふたたび統合されたから記憶も一緒になった…と解釈していいのかな?
ED後、目の手術をして見える様になり、ピアニストとして再スタートを切った…んだけど、正直前途多難としか思えなくて色々不安だw
ピアニストとしての成功は流石にちょっと難しいのでは…?
ほとりとの関係も結構因縁深いので、なかなかスムーズにはいかなそう
死神時代のほとりとの恋人ごっこ中のやり取りは素直に可愛かった。実際女性と付き合った事無いのにあんな事しちゃってたゼン可愛い


リッカはほとりにとって実は曾祖父だったのだ………ってのは割と驚いた。大丈夫かその設定
リッカのテーマは許されざる恋ってやつなのかなぁ…生前の恋は割とあるあるネタだと思うんだけど、ルート終盤で生前リッカとその想い人(ほとりの曾祖母)のスチルが挿入されるとは思わなかった。良いシーンではあるんだけど、ほとりめっちゃ蚊帳の外だね…
ただリッカの問題はそこじゃなくて、EDの年齢差
リッカは無事(?)転生を迎えたけど、ほとりは存命してる。その後ふたりは再会しました…ってのはゼンと一緒だけど、リッカの場合ご丁寧にしっかり時が流れてる。その間なんと18年。ほとりは35歳になってる。ヤバイ
そこはご都合主義でも良いからどうにかしてやってほしかった
教師となったほとり(35)と転生したリッカ(15)が彼の高校入学と同時に再開して恋仲になる………色んな意味で胃が痛い
限定版冊子SSによると、付き合ってる事は当然周囲に内緒にしつつ3年過ごし、卒業と同時にプロポーズしてるっぽいんだけど、その時ほとりはもう38歳くらいなんですよね……正直何とも言えない気分になる
リッカはモノローグで「周囲には祝福されにくいかもしれないけど愛が有るから大丈夫(意訳)」的な事言ってるし、まぁそれも間違っちゃいないんでしょうけど年齢差20てのはなかなかにハード。リアルな色んな事を考えてしまって萌え云々どころではない
本編での恋愛感情への説得力の無さがリッカEDでは特に気になる。たった2週間の恋を大切にして35歳になったほとり。重い
あと地味に転生後リッカが死神時代の記憶を普通に持ってるっぽいのが設定的にめっちゃ違和感有って気になる


アバソンで残念なのは、ほとりが死亡宣告されたその理由の適当さ
「妹が余命1ヶ月と分かったら死神殺しの死神であり、冥府上層部が意地でも捕まえたいソラが姿現すんじゃね?」って言う、要はただの餌だった。びっくり
それだけならまぁまだ良かったのかもしれないけど、アフターフォローが一切無いのが酷いと思う
余命宣告されて生活かき回された上、ルートによっては死んで、未練残ってるから死神になっちゃってんですよね。とばっちりが過ぎる
アイラは見た目は幼いけど実際は有能…って言うキャラかと思ってたんですが、そんな事は無かった。無能だった
死ぬ時未練を残さない様にして、冥府の人口が増えるのを防ぐって言う目的も達せられてない。静流とほとりの二人が冥府の住人になっちゃってる。計画は失敗してるし何もかもお粗末すぎてびっくりだ


色々雑なのが残念ですねぇ…
ゼンリッカのルートがもう少しどうにかなってたらまだ良かったんだけど……静流ひとりのルートがいくら良くても、流石にそれだけじゃ他を帳消しには出来ない…
(あとこれもあやかしごはんみたいにすぐ移植しそう…)







PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
***
ワンドR2/オトメイト

ワンドR2FD/オトメイト

ワンドR/オトメイト

ワンド2/オトメイト

ワンド2FD/オトメイト

オトメイト/ワンド

オトメイト/ワンドFD

※「ワンド オブ フォーチュン」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。
P R

Template "simple02" by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]