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あやかしごはん 通常版あやかしごはん 通常版
(2014/08/29)
Windows

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体験版で見事にホイホイされて急遽購入決定した本作
めっちゃ当たりでした
もうとにかく、どこまでも優しい空気感で癒される
それでいて切なさも有るし、当然萌えも有る。あの時ちゃんと体験版に手を出しておいて良かった…


・システム
PCゲの割にはシンプルな印象
バックログで履歴の確認は出来ますが、任意の場所に戻る事は出来ないので、Qロードセーブは頻繁に使う事になります
またイベント回想もスチルのあるものだけだし、EDの回想・確認も出来ません
EDはベストなのかグッドなのかの判断が最初の内はつきにくいので、エンディングリストは完備して頂きたかったかな
後は好感度の確認画面も無く、好感度上昇を確認できるエフェクト等も無いので、リアクションが分かりにくい一部のキャラは苦労しました

・難易度
公式に攻略のヒントページが有りますが、確かに難しいです
というか、ややこしい
まずは浅葱。公式にも有る通り攻略制限がかかっていますし、選択肢も一筋縄ではいかない感じ
キーとなる(と思われる)選択肢が結構序盤で出てくるので、そこで躓くと永遠と共通バッドを見る羽目になりかねませんw
また単純に選択肢が難しかった(私的に)なのは真夏
選択肢へのリアクションの変化が他のキャラと比べると微妙で、正解なのかどうなのかがはっきりと分かりません
後は萩之介も注意が必要。浅葱攻略後でないとベストエンドが見れません
これは難易度とはまた違う話ですが、浅葱攻略後もう一度ベストエンドをクリアするとエピローグの演出が変化するキャラが数名いますので、チェックを忘れぬようご注意を

・ボリューム
あやかし編・人間編共に共通は4章分
基本の流れはそれぞれ同じなため、どちらも攻略ふたり目以降は殆どスキップで流せてしまいます
個別ルートは大体1時間半から2時間程度
なので割とあっさり、と言った印象です
基本的に問題・メインの話は章を跨がずに解決するため、展開がちょっと早いのとご都合主義展開というのは否めません

・シナリオ
上でも言った通り、エンディングがベストなのかグッドなのか判断のつかないキャラが多いです
これはベストエンドは浅葱クリア後に演出が変わる為で、つまりこの作品は周回・コンプを前提とした作りがされてます
そしてその為のフラグ管理がしっかりしてる
体験版部分の少女時代編からそれがちりばめられてます
特別勘が良くなくとも、本編中で分かりやすくフラグ描写がされる為、真相がどんなものなのか大体は想像がつくと思います
そしてその答え合わせをするのが浅葱ルートになりますが、ここであやかし編の詠・真夏のシナリオで語られたものが綺麗に繋がって、解決に導かれていきます
ご都合主義な所も有りますが、とても綺麗に纏められてて良かったです



以下キャラへの感想。ネタバレ注意

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・詠
常に落ち着いたテンションで凛の保護者役をしている彼ですが、実際は弟気質で大変可愛らしい奴でした
自分が弱い事や、他のキャラに嫉妬した事を自覚して凹む姿が可愛すぎてたまらん
そこまで分かりやすく表には出ないけれどやきもち焼きな為、凛の傍にいる時間が長かった印象
凛にも言われていたけれど「乙女心が分からない子供」な所があるが故のすったもんだイベントには大層萌えさせてもらった
キス未遂事件は見てるこっちがドキドキするわ
狛犬双子が隻眼の理由が詠のルートの方でしっかり丁寧に描かれた理由に気付いた時は感動した
彼のルートで出てくる紅蓮、バッド要員でもある癖にグッドエンドで妙に爽やかに再登場して吹いたw

・謡
賑やかで騒がしい印象の彼ですが、実際はしっかり周囲の環境を見る力が有るし、他者との関わり合い方も上手
人間編の根暗凛(初期)に対して正論でしっかり叱っていてとても好印象
詠と比べるとやっぱりお兄ちゃん気質で、精神的にも余裕が有る模様
あやかしとしての強さも謡>詠な様だし、頼りがいのあるキャラでした
他ルートでもその辺はブレないので、安定感が物凄い

・蘇芳
思っていたよりもとっつきやすいキャラでした
もっとつんけんしているかと…そして案外チョロい。魚やごはんで簡単に釣れる為、割と早い段階で凛が扱い方を覚えていて笑った
寂しがり屋の甘えんぼなので、凛にベッタリです。自分の気持ちを自覚してからは特に
この甘え方がずるくて可愛くてしゃーない
でもそんな寒い寒いと言うなら私服でも手袋ちゃんとすればいいと思う

・萩之介
結構序盤から心の暗い部分をチラ見せしていた彼
一体どんな理由が……と思ったら、状況としては幼少期の凛と近いものでした
彼が序盤から凛を構っていたのも親近感を抱いていたからなんだなと納得
そして思っていた以上に好意をストレートに表に出す。恥ずかしいわ!

・真夏
選択肢が正解かどうかが分かりにくかった彼
凛に優しく接して距離を詰めたと思ったら、好きな人は作らない・本命チョコなら受け取れないと言っちゃう。それでいて凛の手を握ったりしちゃう
何度「この男ズルい!!!」と歯ぎしりした事か
1000年前から転生を繰り返してきた真夏と凛。そして結ばれそうになった度に引き裂かれてきた二人。その事を全部覚えているのは真夏だけ
設定もズルい男だった
凛を襲う獏の正体、そして吟との繋がりにしてやられました
真相ルートで見事に繋がった。やっぱりズルい

・浅葱
他ルートで散々意味深なセリフを残しまくった彼
その答え合わせと解決方法を探るのがメインです。その為、他と比べると恋愛感は少し抑え目
終盤のネタばらし部分で、あやかし編の諸々の描写が繋がった瞬間は本当に感動した
体験版部分の演出も含めてそう言う事か!と
浅葱との恋愛はおまけシナリオから改めてスタート…って感じですね
ベストエンド後になるから心配事も特に無いし、あの後どうやって凛と関わっていくのか、どこかで見れたらいいな



全ての始まりと原因になったのは吟ですが、それを選択した理由は痛いほど分かるのが辛い
真相部分での語りは泣いた
切なくて、それでいてどこまでも優しい物語でした
心がほっこりする、良い作品です
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