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乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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十鬼の絆(限定版)十鬼の絆(限定版)
(2012/07/19)
Sony PSP

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コンプしました
何度見てもOPのキンキラっぷりには慄く



ネタバレにならない範囲の感想を

・システム
いつものオトメイトシステム+新規要素がありました
ひとつめは縮地システム。要はジャンプです
次の選択肢or未読文章まで飛んでくれます
右ボタンで行けるので周回プレイ時に実に便利です
ふたつめは軌跡システム。こっちはチャートの事ですね
魔恋でもクロニクルモードとしてありましたが、こっちは一度見たイベントの回想が出来るだけでしたが、十鬼のは一度通った所からプレイ再開が出来ます
好感度や忍ぶ心の調節も好きに出来るのでBADやスチル回収に便利でした

・ボリューム
長くも短くも無く、と言った感じ
個人的にこれ以上長いと疲れるかな
縮地と軌跡のお陰でコンプが楽なのでその分総プレイ時間は短くなってると思います

・特典
予約特典CDはプレイ後に聞いた方が良いかな
モロバレだけど一応ネタバレ要素が有るので
限定版の方のCDはギャグかと見せかけてそこまででもなかった
もうちょっとこういう仲が良いと分かるイベントを本編にも組み込んでほしかった
冊子はちょっとボリューム少な目
4コマ有るのは良いけど少ないなぁ
設定ラフは色々面白い発見があるのでそう言うの好きな人にはお勧め

・歴史説明
時代が時代なのでガッツリ出てきます
日本史、特に戦国時代末期の事が苦手だときついかも
この機会にちょっと学ぶか~って言う前向きな姿勢が無いと尚更
ただ理解してなくてもそこまで問題は有りません。立ち絵の有るキャラの名前とその人が何をしたいかさえ把握すれば案外どうにかなります
地図も使って説明されるのでそう言う把握も出来ますし

・糖度
実に薄目です
戦国時代、それも末期と言う時代設定上しょうがないし、そんな中ラブラブされたら空気読めよ。って思いかねないので糖度控えめである事自体は別にいいんです
ただそれにしてももうちょっと…って言うのが多かった
糖度要素より時代や武将の説明に割く時間が長い
作中で空白の数ヶ月が有ったりして、この期間で雪奈と攻略対象たちは距離を縮めた筈なのに総スルー状態です
そこにイベントを組み込むのが普通だと…
恋愛イベ、と呼べるものが少なく、またその尺も短いです
微糖である事自体は良いんですが、微糖なら微糖らしくもっと丁寧に恋愛要素に触れてほしかった

・鬼の絆(?)
タイトルにもなっている絆、ですが、ぶっちゃけどの辺に絆が…って言う感じになっててこれは予想外
みんなそれぞれ同族としての情は当然あると思うし、そうと分かる描写はちゃんと有りますが、鬼の絆と言う枠組みよりも関係のある人間とのつながりを優先するシーンが多いです
なので随所で「お前が言うなwww」ってなる
特に千歳はそれが酷かったかな
人間と関わる他の鬼や、雪奈の頭領としての自覚の足りなさを攻める割には…。って言う
千歳はその言動の影響もあって正直萌えられませんでした

・薄桜鬼とのつながり
鬼の苗字や例の薬など、薄桜鬼を知っているとニヤッとできる要素はありますが、薄桜鬼を知らなきゃ困る。なんてことは無いと思います
あのキャラの祖先はこいつかぁ…と言う楽しみ方も出来て、それはそれで面白かったけど


個人的にお気に入りのキャラは千鬼丸と千耶
特に千鬼丸はお互い惹かれていって、支え合っている描写が(他と比べて)きちんとしていたので
色々否定的な事も言いましたが作品全体で考えると割と好きです
ただ人には勧められない、そんな典型パターン
タイプとしては二世本編と似ています
歴史物が好きで糖度は薄くても構わない、と言う人には勧められるかな



以下ネタバレ有の感想

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冒頭いきなり千歳に襲われてワロタ
彼は幼い言動が目立ちますね。あとから知りましたが23歳とかそんな馬鹿な
現代設定ならまだしもこの時代の、しかも頭領と言う責任ある立場なのにこの言動は解せぬ
雪奈と同じくらいの年齢で幼馴染ポジだったらよかったのかなぁ
とにかく彼は自分棚上げの言動が目立ちます
他の3人も人間と関わりを持っていましたが、態度はどうあれ周りからの批判を受け止めています
でも千歳は自分も関わりを持っていて、それも大分深い関わりなのにそれを隠したうえで他のキャラを攻めているのがどうしても無理
自√で良い感じの事を言っても序盤の言動を思い出すとな……
どうしても素直に萌えられませんでした
あと彼のルートは豊久と親父との関わりが重視されてます。特に豊久
お陰で雪奈のおまけ感が酷いです
島津家と言う題材そのものが好みの人は良いかもしれないけど、恋愛要素と考えるとイマイチでした
ただこれは単に私が千歳の様なキャラが好みではないって言うのも大きな理由になると思うけど


千耶は見たままのキャラです
クールで無口で口下手
彼は彼で家康を信頼しています
最初は薬の事も有り不信感が有った雪奈ですが徐々に家康に対して心を許して、最終的には疑似親子のような関係にもなれて良かった
家康は渋くて素敵でした。島津勢程出張らないし
千耶と雪奈はお互い淡々としているけど、惹かれあっているというのは感じ取れました
特に雪奈を殺しかけて、って言うところは
でももうちょっとそこを踏み込んで描写してほしかったな

秦は本心が読めません
とにかくチクチクと雪奈をいじめます
でもその内容は基本正論なのであまり不快感は有りません。口調がアレなのでイライラはするけど
彼はやたらスチルでの距離が近いです。その分甘さが他と比べて濃い
でもからかっているだけだから恋愛的に甘いかと言われると微妙な所かも
地図説明画面でデレた時は心底驚いた
このルートは朧大ハッスルルートでもあります
彼には普通にイライラしました。殴らせろ

千岳は一番大人で、だからこそ雪奈と壁を作っている感じが強いです
一族の悲願達成が何よりも大事していますし、雪奈との恋愛は二の次と言った感じ
一番糖度が薄かったかもしれない
彼のルートはサブキャラが輝いています。石田三成と宇喜多秀家
三成は全方位型ツンデレです。お陰で雪奈の名前を素直に呼んだ時は不意打ちで萌えました
ただ彼は最期が切ないですね。市中引き回しの後の打ち首はなぁ…
宇喜多はうざキャラかと思っていたら意外と空気の読める良い奴だった。ただし兜のデザインは解せぬ

思っていた以上に萌えたのが千鬼丸
ショタ枠の彼ですが中盤以降は大きくなります。エンディングもその状態
彼のルートが一番恋愛描写が丁寧だったと個人的には思う
惹かれあっていく葛藤とか、二人で支え合っているところとか
キャラクターとして好みだからそう思うのかもしれないけど
このルートは大団円と言うか話の真相が一番分かるので、そう言うのを気にする場合は攻略ラストにした方が良いと思います






甘さ不足やら欲しいところにスチルが無いやら特典が斜め下だとか色々言いたい事は有りますが、FDが出たらホイホイされるんだろうなぁ
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