乙女ゲーやシチュCDの感想諸々
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・のちかれ1 ~泣き虫な後輩彼氏~ ※18推
・お付き合いのカタチ 西島佑太 ※18推
・ラブネットチューン Type-02 ミモザ
・Reversible vol.1 ~俺様カレシ・尊~ ※18推
以下ネタバレ
※18歳以上推奨作品
【のちかれ1 ~泣き虫な後輩彼氏~ (シナリオ:吉野郁 出演:佐和真中)】
感受性が豊かで、かつそれを自然に表に出せるが故の「泣き虫」であって、子供の様に喚く訳では無かったのに一先ずほっとした
読書が好きで、特に気に入ってる作者の話をする時はつい勢い込めて捲し立てちゃう感じが妙にリアルで良かったです。他の先輩に自分の好きなジャンルを否定されて、主人公に話す事でその鬱憤をちょっとずつ発散してるのも彼がただの良い子じゃないと分かって好き
大学に入ってすぐ主人公に一目惚れしたとの事で、もう2年以上片思いしてる事になります。そこそこ長いし、それまであまり主人公とガッツリ話した事は無かったようなので、だからこそトラック2でプッツンしてしまう流れにはまぁ仕方ないよなぁ…と思ってしまう。主人公も主人公で鈍感と言うか、意図せず彼を煽ってる所が有るので余計に
酔った勢いで文字通り送り狼になってしまう訳ですが、最中の様子が妙に小慣れているのにちょっと驚きました。イラストの可愛い雰囲気や泣き虫・年下設定で勝手に未経験だと思っていたので良い意味でギャップが凄い。「告白したのは初めて」という台詞は有りますが、それ以上の描写は特に無いのでどちらなのか断定は出来ませんが、色んな意味で淀みなく事に及ぶのでとても未経験には思えない…
若干暴走気味な所は有っても割と冷静に主人公の事を見ているし、言葉のチョイスもズルい
言葉攻めと言う程ではありませんが、「改めて言われると恥ずかしい」と思ってしまう台詞が多い印象です。彼自身にその意図は特に無く、ただ思った事をそのまま口にしてる風ですが彼女にとっては羞恥心を煽る言葉でしかないのでこの後輩怖い
一度すれ違ってもそれを引き摺らずすぐお互いの気持ちを確認し合えたので、そう言う意味でもストレスが無く良かったです。告白する時感情が高ぶってつい泣いちゃうのも可愛い
ステラ特典でもそうでしたが、ふわふわした雰囲気に反して結構ガツガツしてるし、我も強そうなギャップが良かったです
※18歳以上推奨作品
【お付き合いのカタチ 西島佑太 (シナリオ:めいみ 出演:テトラポット登)】
お付き合いスタートから初体験までの流れを描いたお話。設定やシチュエーションが凝っている訳では無いけど、描写が丁寧で自然に聞けました
告白してOK貰って素直に喜んだり、初デートにちょっとドギマギしたり、そう言う甘酸っぱさを見られて良かったです。聞いてる方がちょっと恥ずかしくなるようなやり取りが有る初々しさも良い
お家デートする事になった時に「それ以上の事をするかもしれない」と彼女にちゃんと言える真面目さが良い。他にも彼女の事を気遣ってる描写が多く、終始良い子だなぁ…と思いながら聞いていた
彼女もなんだか妙に可愛らしく思えました。特別個性が強い訳じゃないけれど、彼の言葉に対してちゃんと反応を見せたり甘えたりしているというのが台詞や間合いで察する事が出来て良かったです
家で映画を見終えた後、徐々に空気が色濃くなっていく流れが好き。丁寧だけど、くどくはない良い塩梅でした
初体験後のやり取りも有るのは良い誤算でした。てっきりそこで終わりかと思っていた。2度目なのも有ってお互いちょっと慣れて、楽しむ余裕が生まれている変化が良い。要所要所で上手に甘えている彼女に対するリアクションも可愛らしくて好き
彼はキス魔の様で、その描写がなかなかに濃かったです
ステラ特典では彼シャツ(実際にはパジャマ)に素直にテンション上がる彼が可愛くて笑った。これに限らず色々とリアクションが素直なのが良いですね
二人揃って良い子で可愛らしく、聞いていて和むカップルのお話でした
【ラブネットチューン Type-02 ミモザ (シナリオ:元月にいち 出演:中澤まさとも)】
基本的な設定、冒頭の流れはシリーズ1作目と同じです。ただ随分呑気な脱走シーンでちょっと笑った。研究所の警備ザル過ぎない…?
1作目の粉雪と違い、最初から主人公、というか人間に対して好意的です。人間は自分たちマリオネットを作った存在であり、マリオネットはその人間に尽くすのが当然という考えが強く根付いています。主人公を「未来の神さま」と表現した時は何事かと思いましたが、すぐに意味を説明してくれて良かった
一時的に彼を保護し、臨時のマスターになった主人公をそれこそ神の様に扱い、自分はそれに隷属する存在と認識して動きます。あまりにも度を越した狂信っぷりなので正直ちょっと怖い部分も有り、そして当然それが原因で主人公と衝突する
ただ衝突してからはその原因をちゃんと自分で調べ、考え、自分自身の人間を崇拝するだけの態度は間違いだと気付いてくれたのが良かったです。主人公が指摘しても良かっただろうけど、それじゃあ多分ミモザは「きみがそう言うならそれが正しい」と何も考えずにただ受け入れるだけだっただろうし、それじゃ意味が無い
和解後はしっかり二人の関係を築けていたし、彼女の為に研究所に戻る事を決めたのも良かった。再会後もちゃんと対等な関係を築けそうだな…と分かるやり取りだったし、すっきりした気持ちで聴き終える事が出来ました
そして相変わらずセリフも出番も無いのに存在感を示す主人公の父親に笑った。娘を気遣いつつ色々根回しをしたっぽいのもそうだけど、そもそもどうやって自分の娘がマリオネットを匿っている事を研究所よりも先に知ったのか…。有能だなパパ…
※18歳以上推奨作品
【Reversible vol.1 ~俺様カレシ・尊~ (シナリオ:いりのたまこ 出演:土門熱)】
俺様キャラ、という事ですが、思っていたより可愛い成分多めでいい意味で予想外でした
課題にかかりっきりな彼女に対しての構ってアピールの仕方が不器用で可愛い。最初は遠まわしだったのに、徐々にストレートな表現になっていって、でも肝心の「最近会えなくて寂しかった。久々に会えて嬉しかったのに無視するな」は言えない。なかなか素直になれない部分と俺様キャラの混ざり方が調度良かったです
攻められるトラックでは俺を放置した罰、とちょっと意地悪ですが、それでも声音や態度から彼女の事が好きと言うオーラが出まくっているお陰で無理矢理な感じは一切無かった。今どうなってるのか、どうしてほしいのか、誰がこうしているのかを彼女に言わせたがるのも、自分が一緒にいるという事実を再確認している様で良い
攻めるトラックでは怒って部屋を出て行こうとする彼女への狼狽えっぷりと小学生の様な喧嘩文句に笑った。寂しかった事や会えて嬉しかった事を白状した後の照れも可愛い。お互いちゃんと謝って喧嘩終了…からの彼女のノリノリっぷりに押されまくる俺様彼氏。声が高いのもあってこのトラックでは俺様要素が随分薄れてましたがそのギャップもまた良い
抱っこ、とかえっちぃとかたまに語彙が幼くなるのも可愛らしかったです。普段は割としっかりしていそうだし、そう言う気を抜いた部分は彼女の前でしか出さないんだろうなぁ
約50分と短めなのは少し残念ですが、まぁ通常版なので致し方なし
俺様+ツンデレは一歩間違うとただの一方的で強引なだけの男になってしまいそうな設定だけど、非常にバランスの良いキャラクターでした。全編通して彼女への愛情がダダ漏れなのが本当に可愛らしい
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プロフィール
HN:
木下あんこ
性別:
女性
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